「毎日生きていれば何かあるから、それを言葉にしたいな」と語った草なぎ剛

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草なぎ剛が、発売中の「月刊ザテレビジョン(10月号)」の連載で、自らの“音楽愛”について存分に語った。

草なぎ剛がギターを始めて数年。そのギター熱は年を重ね、増すいっぽう。自ら曲を作ることで、SMAPの楽曲の素晴らしさをあらためて感じることもあるという。近況も含めたそのインタビューの模様を紹介。

■ ああ、夢が膨らむ

「ちょっと前になるけど、斉藤和義さんのコンサートに行ってきました。大杉漣さんに誘っていただいて。『「ぷっ」すま』で、漣さんと斉藤和義さんの曲をセッションした少し後だったかな。場所は東京・中野サンプラザで、ここは僕らも“夢モリ”(『夢がMORIMORI』)でコンサートをやったことがあって。しかも、堀越の卒業式も中野サンプラザだったんだよ。そんなこともいろいろ思い出しながら。いやぁ、良かったです。弾き語りのライブで何もかもが新鮮。感激して泣きそうになったよ。僕ももっともっとギターがうまくなって、あんなふうに曲とか作れるようになれたらいいな。ああ、夢が膨らむ」と音楽欲を一層かり立てられた様子。斉藤和義の曲は自分でもよくギターを弾きながら歌うそうだ。また、最近はエルビス・プレスリーやチャック・ベリーなど往年のロックを聞き返しているとか。

「僕も聴いているだけじゃなく、曲を作りたい気持ちが高まってる。できるなら僕の『beetle』みたいにAメロBメロがあって、ちゃんと大サビもあって、いい!という自分で納得できる曲を作りたい。と同時に、コード進行もメチャクチャだけど、自分の頭の中でこうやっていきたいというのがあれば、思うがまま作ってもいいかなとも思ったり。難しいこと考えなくても曲は曲じゃない? 技術ももちろん必要だけど、そういう自由なところも面白くて。だって今まで何曲か僕が作った曲、僕のコアなファンの方はたぶん覚えていてくれていると思うけど、わりかし面白い曲でもちゃんとしてたでしょ。『ゴロウ・デラックス』で(稲垣)吾郎さんのために作った『HYSTERIC,ゴロチ』とかさ。♪ヒ〜ステリ〜ックにはほど遠い、ゴロ、ゴロウさん〜」と、おもむろにギターを弾きながら語る草なぎ。その矢継ぎ早になんなく弾き語る様は、単に“趣味”というにはその域を超えている感すらある。

「コードのラインとか聴いたことのない曲だけど、結構僕、好きだもん。歌詞も吾郎さんにピッタリでしょ(笑)」

■ あふれ出てくる思いというのが常にある

「詞は、弾きながら曲に乗せて鼻歌みたいに出てくるときもあるし、思ったことだけメモっておくこともある。毎日生きていれば何かあるから、それを言葉にしたいなと。それが自分のオリジナルの言葉だったりするのでね。だから詞を書くというより、言葉遊びみたいな感じ。一つの言葉から詞が生まれ、長い言葉は逆に簡潔にすることでメロディーとハマっていく。

僕ね、ギターをやるようになって、より歌が好きになったなと思うんだよね。もちろん今までも好きだったし楽しんで歌ってたけど、ギターは僕の中で特別なもの、常に新しい発見がある。コード進行を見て、ああ、この曲はそういう作りだったんだと気付くことで、あらためてSMAPの歌の素晴らしさを感じたこともあったし。(と、ギターを弾きながら)これ、『夜空ノムコウ』、本当いい曲だよ。たとえば『BEST FRIEND』とかもね、コードを探ってみると、AメロがFから始まっているのね。(Fのコードを押さえながら)「♪口論、なんかしても〜」。Fって珍しいでしょ。そんなこと分からなかったし、歌の構造とかも全然気にしてなかった。だから、これもタイミングなんだろうね。

僕にとって音楽とは気持ちを伝えるもの。歌を通してありのままの気持ちを伝えて、聴いてくれる人の心を躍らせたり元気になってもらいたい。僕の中には、あふれ出てくる思いというのが常にある。それをうまい形で表現できたらなと思うし、チャンスがあれば何か次につながればとも思う。

なんかついギター弾いちゃった。テキストなのに…、音を伝えられなくてゴメンね。みんなに喜んでもらえるように、これからも頑張ります。お気楽に、僕とお付き合い願えればうれしいなと思います」