現在、医療問題が大きな社会問題となっている中国。患者と病院・医師との信頼関係や、医療の透明性などが問題の焦点だ。中国メディア・今日頭条は6日「日本にはあらゆる手術情報を公開している病院がある 中国にこんなことできる病院はあるか」とする記事を掲載した。

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ブラックな中国の病院には無理? 日本にはあらゆる手術データを公開する病院がある!=中国メディア

 現在、医療問題が大きな社会問題となっている中国。患者と病院・医師との信頼関係や、医療の透明性などが問題の焦点だ。中国メディア・今日頭条は6日「日本にはあらゆる手術情報を公開している病院がある 中国にこんなことできる病院はあるか」とする記事を掲載した。

 記事は「多くの人が病院で徹底的な治療を恐れるのは、費用の問題があるからだ。もし費用がどれほどかかるかをクリアに教えてくれる病院があったら、安心できるのではないだろうか」としたうえで、東京にあるニューハート・ワタナベ国際病院では、手術を実施した患者の性別、年齢、病名、手術方法、手術時間、入院日数、医療総額、個人負担額をウェブ上に掲載し、これから治療を検討している人への参考として提供していることを紹介した。

 同院では昨年403件、今年に入って119件の手術が行われており、これまでに中国大陸の患者7人、香港人患者1人を受け入れているという。そのうち、日本在住の63歳の中国人患者は、動脈弁膜置換手術を受けて総費用が417万7730円かかったが、健康保険に加入していたため個人負担は13万2840円で済んでいる。一方、中国からやって来て心房中隔欠損閉鎖手術を受けた58歳の女性は、総費用308万5530円の全額が自己負担となっている。

 記事は「中国からやってくる患者の自己負担はだいたい250万から570万円の範囲内となっている。一方、国民健康保険などに加入している日本人の平均自己負担額は21万9265円となっており、30万円あれば成功率99.6%といわれる心臓外科手術を受けることができるのだ」と説明している。

 そして最後に「あらゆる手術の情報をサイト上に公開できるのは、医師の自身の能力に対する絶対的な自信の表れなのだ」とした。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「すばらしい。日本に行きたい」「中国の病院はブラックすぎる。国はいつメスを入れてくれるのか」、「わが国は法律がしっかりしておらず、本当の弱者を保護できずに、守らなくていい者を守ってしまっている」などといったコメントが寄せられている。(編集担当:今関忠馬)