油断していると、つい中身が散らかってしまう財布。石田さん(仮名・東京都・30歳)も、散らかった財布を使っているひとりです。石田さんの悩みは、「貯金をしたいけどなにからはじめていいのかわからない」ことで、月の収支はほぼプラマイゼロだそう。そんな石田さんを貯める体質に改善すべく、『お金を整える』(サンマーク出版)の著者である、ファイナンシャルプランナーの市居愛さんにアドバイスをしていただきました。


パンパンの財布には散在する原因がいっぱい!?ダメ財布をお金の達人が指南!

「お金が管理できない原因の一部は財布にあります。ということは、財布を整えれば、貯金ができるようになりますよ」と語る市居さん。早速メソッドを教わっていきます。


こちらが石田さんの財布。カード類やレシートがぎっしりで、いったいいくらお金が入っているのかわかりません。

なんだか自分の財布に似ているな、と思う人はいませんか?でもご安心を。あなたの財布も、整えるだけで月にあと1万円貯まるようになりますよ!●ポイントカードは1年以内に換金したものから3枚を選ぶ


石田さんの財布には、なんと41枚ものカード類が!銀行のキャッシュカードだけで、使っていないものも含めて6枚もありました。

「実際に1年以内にポイントを使ったことがあるものだけ残し、残りは貯める意味がないので捨てて。そして残したなかから、3枚だけ選んで財布に入れます。効率的にポイントが貯まりますよ」。


財布に入れなかった残りは箱などに。自宅に保管して、必要なときだけ持ち出すようにします。●1週間分の生活費を財布に入れてやりくりする


1か月分の食費、外食費、日用雑費から、貯金用の1万円を取り置き、残りを財布に入れます(取り置いた1万円の使い方は後ほど説明)。「全部入れるのが不安であれば、4週+残り2、3日に小分けして、1週間ごとに入れてもOKです」。●一万円札は常に手前に入れておく


「一万円札と千円札だと、使いやすいのは千円札。手前にあると、千円札をつい使ってしまうことも。手前に一万円、後ろに千円札を隠して、使ってしまいたくなる気持ちをうまくコントロールしましょう」。●一万円札を折って財布のポケットへ!お守りにして一か月後に貯金する


先ほど、食費、外食費、日曜雑費から取り置いた貯金用の1万円を三つ折りに。財布のポケットに入れ、1か月使わないようにがんばりましょう。「財布を開くたびに目が合うので、この1万円を貯金するんだ!という気持ちになり、ムダ買いや衝動買いがなくなりますよ」。使わないようにやりくりできたら、この一万円札を口座へ。一か月ごとに入れ替えることで運気もアップ!●キャッシュカードや通帳、商品券などはまとめてボックスに入れて保管して


キャッシュカードや通帳、商品券などお金に関するものは、置き場所を決め、専用の箱に保管。「好きな箱に布を敷いて入れると、お金を大切にする気持ちが生まれます」。丁寧にものを扱っていれば、ムダ遣いしようとすると罪悪感が生まれ、心のブレーキとなり、きちんとお金を使おうという気になるのです。

いかがでしたか?こんな風に財布を整えるだけで、お金が貯まるようになるんですね!ESSE10月号では、「あと1万円貯める」ためのテクニックをお金の達人に教えてもらっています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

●教えてくれた人
【市居愛さん】
マネーコンサルタント。主婦向けの家計アドバイスなど、これまでに4000人以上の女性をサポート。財布や通帳など“お金の通り道”を整えて、立ち直る方法論を記した著書『お金を整える』(サンマーク出版)が話題に。

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>