小学生の背負っているランドセルの総重量は約5kg

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近年教科書の大型化に伴い、“腰痛”に悩まされる小学生が増加し問題になっています。このことはテレビ番組でも紹介され大きな話題に。ランドセルの重さから小学生を救う方法はないのでしょうか。

 

■ 5kgのランドセルを背負う小学生

8月30日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)に、34歳会社員が“小学生の腰痛”に関するお便りを投稿。投稿者によると、近年の教科書は大判サイズでオールカラーのものが多く、昔と比べて25%から30%ほど重くなっているそうです。教科書の重さで、小学5年生の息子も腰痛になってしまったと打ち明けました。

これにスタジオのマツコ・デラックスは「ちっちゃい学年の子なんかランドセルだけでも大変そうだもんね」とコメント。実際にランドセル自体の重さだけで1.1kgから1.3kgもあり、教科書などの荷物を含めると総重量は約5kgに。有吉弘行も「なんとかしてあげないと可哀想だ」「小学生で腰痛とか可哀想だろ」「二宮金次郎じゃないんだからさ」としきりに訴えています。

しかし、マツコは「(腰痛の原因は)教科書だけかな?」と疑問を抱いた様子。その後「例えば勉強する時間が増えちゃって、椅子に座ってる時間が長くなったとか」と続けました。実際に番組では心笑整骨院の官崎智大院長が監修した「子どもの腰痛増加の原因」が紹介されたのですが、教科書だけでなく、「運動不足」「肥満児の増加」「ストレス」「スマホやゲームなどによる姿勢の悪化」なども原因。

SNSなどでは「現代っ子が軟弱ってだけなんじゃない?」といった声や、「腰痛持ちって、最近の子は苦労してるんだな」「これって結構ヤバい問題なのでは?」「大人になるころにはかなり慢性化してそう」など様々な意見が寄せられました。

 

■ 教科書の重さにどう対策する?

小学生のかばんの重さはかなり問題になっているようで、「全国姿勢調整師会」公式サイト上のブログでも「教科書一冊一冊の重さが軽くなれば、あるいは、大変な時や自宅で使わない時は学校に置いて帰ったり、してもいいような環境にあれば、どんなにか成長期の体が助かるでしょうか」と呼びかけていました。

「脱ゆとり教育」の影響で大型化する教科書に疑問を抱く人は少なくありません。SNSなどには「こどもの教科書が鈍器として使えるレベルで驚いた」「大人の自分でも重いと思った。これ毎日子どもに背負わせるのはさすがに酷」といった声が上がっています。

中には「せめて置き勉くらい許してくれたらよいのに」という意見も。学校に教科書を置きっぱなしにする“置き勉”の是非は以前から議論になっており、「宿題で必要なもの以外は学校に置きっぱなしでも良いのでは?」「“置き勉禁止”は小学校の謎ルールの1つだと思う」「下校後は塾で勉強する子どもがほとんどだし、宿題以外の自宅学習なんて今の子やらないでしょ」との声が。

一方で“置き勉”には「机が散らかりやすくなる」などのデメリットもあり、保護者としては素直に許すのも考え物。教科書の“タブレット化”などの対策が進み、一刻も早く教科書が軽くなってくれると良いのですが…。