7日、親がさまざまな願いや期待を込めて子どもにつける「キラキラネーム」。日本だけでなく中国社会にも広がっている。写真は中国の戸籍簿。

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2017年9月7日、親がさまざまな願いや期待を込めて子どもにつける「キラキラネーム」。日本だけでなく中国社会にも広がっている。

最近、中国のネット上で話題を呼んだのが、陝西省西安市のゲーム好きの親が娘に付けた「王者栄耀」という名前だ。

中国メディアの澎湃新聞によると、ネット上でこのほど、西安市公安局三橋派出所の戸籍専用の印章が押され、姓名欄に「王者栄耀」と印字された「常住人口登録カード」の画像がまたたく間に拡散された。

王者栄耀とは、中国のゲーム・ソーシャルメディア業界の巨人、テンセント(騰訊)が開発したスマートフォン用ゲーム。世界で最も人気のあるモバイルゲームで、登録プレーヤーは2億人を超え(中国では7人に1人)、1日約8000万人のアクティブユーザーがいる。あまりの過熱ぶりに、中国共産党機関紙の人民日報がこのゲームを青少年の「ドラッグ」と表現したほどだ。

さらに6日付の米華字メディア・多維新聞は、「王者栄耀なんて大したことない」との見出しで、重慶市の電子工程職業学院の今年の新入生に「黄蒲軍校」という名前の女性がいることが分かったと、その「入学許可書」の画像を添えて伝えている。

中国の革命家、孫文が1924年に広東省広州市郊外に設立した士官学校「黄埔軍校(黄埔軍官学校)」と一字違いだ。本人によると、「黄」と「蒲」はそれぞれ父親と母親の姓で、「軍校」には軍隊に入って欲しいという両親の願いが込められているという。(翻訳・編集/柳川)