米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターから打ち上げられる無人機X-37Bを積んだロケット「ファルコン9」。米宇宙開発企業スペースX提供(2017年9月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は7日、米軍の最高機密ともいわれるスペースシャトルに似た無人の宇宙航行機「X-37B」の打ち上げに成功した。

 ハリケーン「イルマ(Irma)」がフロリダ(Florida)州に到達することが予測される中、打ち上げに成功したスペースXは、X-37Bを搭載したロケット「ファルコン9(Falcon 9)」が午前10時(日本時間同日午後11時)に、フロリダ州にある米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられる様子をライブ放映した。

 再利用可能なファルコン9の1段目ロケットは、打ち上げから10分と経たないうちにケープカナベラル空軍基地(Cape Canaveral Air Force Station)に着陸した。

 今回の打ち上げについては、勢力を表す5段階で最強のカテゴリー5を保つ強力なハリケーン「イルマ」がフロリダ州に直撃する恐れがあることから、延期が懸念されていた。しかし7日は晴天に恵まれ、予想されている週末のイルマ到達を前に、打ち上げが行われた。

 軌道周回試験機(OTV)とも呼ばれるX-37Bは、米空軍が所有するとされる同様の宇宙航行機2機のうちの一機で、極秘計画の一環として詳細は謎に包まれている。X-37Bは、2010年4月に初飛行し、7日の打ち上げは5回目のミッションとなる。
【翻訳編集】AFPBB News