後半35分から途中出場したFW久保裕也

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[9.5 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]

 1点を追う後半35分、MF柴崎岳に代わってFW久保裕也(ゲント)がピッチに立つと、日本代表はそれまでの4-3-3から4-2-3-1にシステムを変更した。

「監督にはトップ下に入って、間で受けて前を向いたら自分でも仕掛けるように言われた」という久保だが、1本打ったシュートは焦りがあったのか、「ダフってしまって、もったいなかった」とジャストミートしなかった。

 日本は最後までゴールを入れることができず、W杯出場決定の歓喜に沸くサウジアラビアチームの横で久保は唇をかみしめた。

 3月のUAE戦とタイ戦で2試合連続ゴールを決め、新たなストライカー誕生と評された。ところが今季はチームの不振もあって、いまだノーゴール。今回のW杯アジア最終予選ラスト2試合で先発起用されなかったのも、所属クラブでのパフォーマンスが影響しているのだろう。

「チームに帰って、W杯に出るメンバーに選ばれるようにがんばるという感じ。まずはチームで試合に出ないといけないし、個人のフィジカル面や技術も大事。いろいろなことを見つめ直さないといけない。やることはいっぱいあるなと思う」。日々を大事にしながら、本大会での代表入りと活躍を誓った。

(取材・文 矢内由美子)


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