前半のみの限定起用だったFW本田圭佑

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[9.5 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]

 45分間の限定起用で結果を残すことはできなかった。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は右ウイングで2試合ぶりにFW本田圭佑(パチューカ)を先発起用。しかし、中盤でのボールロストからピンチを招くなど、攻守に存在感を示すことはできなかった。

「本田に関しては、トップコンディションでないことは分かっていた。(所属クラブで)ゲームの出場時間が短く、試合勘が欠けていることも分かっていたので、45分という前提で使った」。試合後の記者会見で指揮官はそう説明した。

 負傷の影響で出遅れ、パチューカでは2試合に途中出場しただけで代表に合流した。8月31日のオーストラリア戦(2-0)も出番なし。本田は「前半だけで交代するとあらかじめ言われていた。コンディションのことを心配しているという説明だった」と明かした。

「残念な結果。勝ちに行ったけど、結果として勝てなくて残念」。勝てばW杯出場が決まるサウジアラビアに対し、「向こうの勢いは感じた。特に後半は新しい選手も投入して、怖さが出てきた」と率直に認める。「組み立てのところで課題が多かった。全然ダメですね。何を言っても言い訳になる。ダメだったという結果しか残らない」と悔しさをにじませた。

 ハリルホジッチ監督は本田について「現在、彼はリズム、試合勘の面でトップレベルではない。今後も努力して、トレーニングをして、しっかりそれを取り戻してもらいたい」と注文をつけた。メキシコという新天地で新たな挑戦を始めたばかり。本田自身、「コンディションは徐々に上がってきている。試合に出続けること、クラブに帰ってコンスタントに試合に出ることが大事になる」に気持ちを切り替えていた。

(取材・文 西山紘平)


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