攻守に奮闘したDF長友佑都

写真拡大

[9.5 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]

 酷暑の中で、攻守に安定感のあるプレーを見せた。左サイドバックとしてフル出場した日本代表DF長友佑都(インテル)は左ウイングのFW原口元気、左インサイドハーフのMF井手口陽介とのコンビネーションで何度もオーバーラップを仕掛け、チャンスをつくった。守っては相手のカウンター攻撃を何度もつぶした。

 ただ、好機に決めることができず、チームは敗戦した。自身もミドルシュートが枠を捉えられないなど、ゴールをお膳立てすることはできなかった。試合は0-1のまま90分間を終えた。6大会連続のW杯出場を決めたというのに、歓喜が長続きしないのは何とももったいない。だが、そういうことを意に介さないのが長友だ。

「(本田)圭佑や(原口)元気が守備を頑張ってくれて下がってきた分、オカ(岡崎)が孤立してしまう場面がたくさんあった。彼らが攻撃に意識を向けるための体力を残せるように、僕らサイドバックがやっていかなければいけない」

 イタリアに戻れば熾烈なポジション争いがあるが、それを乗り越えた先に3大会連続のW杯が待っている。代表では若手も多く台頭しているが、「ガンガン刺激をもらっている」と長友は歓迎する。ロシアでブラジルの借りを返すには、代表でもインテルでも、ライバルと切磋琢磨する毎日が大きなパワーとなる。

(取材・文 矢内由美子)


●ロシアW杯アジア最終予選特集

●ロシアW杯各大陸予選一覧