【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は8日に出した報道資料で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のロシア訪問(6〜7日)について「首脳間の結びつきと信頼関係を強化する成果を収めた」と評価した。

 文大統領はロシア極東ウラジオストクを訪れ、ロシアのプーチン大統領、日本の安倍晋三首相、モンゴルのバトトルガ大統領とそれぞれ会談し、東方経済フォーラムに出席した。

 青瓦台は、文大統領がプーチン氏との会談で、北朝鮮核問題について「平和的解決に向けた協力を再確認した」とし、「北の核実験を受けた国連安全保障理事会の制裁協議に積極的に加わるという言及をロシア側から引き出した」と評価した。一方、プーチン氏が石油禁輸など制裁と圧力だけでは北朝鮮核問題を解決できないとの立場を示したことも紹介した。

 経済協力に関しては、「両国関係を格上げする考えを再確認し具体的な協力方向を示した」とし、北方経済協力委員会の設立などを協力促進のための基盤として提示した。

 安倍氏との会談について青瓦台は「2018年平昌冬季五輪に合わせた安倍首相の訪韓を要請し、安倍首相も文大統領の訪日を希望した。首脳同士の交流を拡大する成果を収めた」と評した。

 北朝鮮問題に関しては「韓日、韓米日間の協力を再確認した」と評価。石油禁輸を含めた強力な安保理制裁決議の採択を目指し緊密に協力し、北朝鮮への圧力強化と北朝鮮非核化に向けた中国、ロシアの協力を取り付けるため力を合わせることにしたと説明した。

 青瓦台はまた「(旧)日本軍の慰安婦被害者や強制徴用被害者などの歴史問題についてはしっかり対処していくものの、未来志向的な両国関係発展の必要性を強調した」と伝えた。

 文大統領が東方経済フォーラムで行った演説については「(ロシアの)極東開発とユーラシアの共同繁栄に向けた韓国の新北方政策を提示した」とし、ガス、鉄道、港湾、電力、北極海航路、造船、雇用、農業、水産という九つの協力分野を提示したことを説明した。