7日、母国を離れて暮らす海外居住者らを対象としたアンケート調査の結果、韓国が日本よりも「外国人が暮らしやすい国」と判断されたことが分かった。写真はソウル・明洞。

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2017年9月7日、母国を離れて暮らす海外居住者らを対象としたアンケート調査の結果、韓国が日本よりも「外国人が暮らしやすい国」と判断されたことが分かった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

海外居住者ネットワーク「インターネーション」が、世界166カ国出身の海外居住者1万3000人を対象に、生活の質や治安、職業、生活費、外国人の親密度などから外国人が住みやすく働きやすい国を調査した結果、韓国は調査対象65カ国のうち31位と中盤にランクインした。日本は40位だった。

外国人が世界で最も暮らしやすい国に選ばれたのはバーレーン。定着のしやすさと職業の安定性で高い評価を受けたほか、英語の使用頻度が高いという点も評価された。アジア地域でトップ10に入ったのは台湾(4位)、シンガポール(9位)のみだった。

一方、最悪の評価を受けたのはギリシャ。2015年のデフォルト(債務不履行)危機に追い込まれたギリシャは、まだ経済的に不安定な状況にある。回答者のうちの半数は、「世帯所得として一日の生活を営むに足りる所得を得ていない」とし、27%は「そこそこ生きていけるが不足」と回答している。

31位の韓国は、詳細項目の評価で「個人の治安」が5位に入ったが、「生活の質」が20位、「家族生活」が26位、「勤務環境」で35位となり、「定着のしやすさ」(51位)、「地元文化への適応のしやすさ」(59位)で下位にとどまった。

この他の国では中国が55位、米国は南アフリカ(42位)よりも低く43位、英国は54位と振るわなかった。

この報道を受け韓国のネットユーザーからは、「中国はともかく、日本が韓国より住みにくい国だって?英語があまり通じないからかな?」「日米英のような先進国が、韓国よりも順位が低いのか?」「日本には特有の集団主義文化があるから、外国人には見えない差別があると思う」「韓国もそうだけど、日本は単一民族国家だから排他性が強い」など、韓国より順位が下だったことへの意外性も含め、日本に関連した意見が多く寄せられた。

また「日本、ドイツ、米国で働いたことがあるけど、やっぱり韓国が一番いいよ」とする声がある一方で、「後進国なのに31位とは?」「韓国は核の脅威にさらされているのに」「韓国は自国民ですら生きるのが大変な国だよ」「韓国がフィリピンより下、日本より上という時点で調査の信頼性がない」など、調査結果に疑問を呈する声も目立った。(翻訳・編集/三田)