8日、中国の科学技術情報サイト・科技新報が、日本でレコードの生産量が増加していると伝える記事を掲載した。写真はレコードプレーヤー。

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2017年9月8日、中国の科学技術情報サイト・科技新報が、日本でレコードの生産量が増加していると伝える記事を掲載した。

デジタル音楽全盛の今、ますます多くの人がレコードを懐かしく思い、レコードを知らない若者にも人気が出てきているという。日本では2016年のレコード生産量が79万9000枚に達し、2009年の7倍以上になった。

こうしたビジネスチャンスを見て、ローソンHMVエンタテイメントは東京に中古レコード店の3号店をオープン。ジャズやロックなど6万枚のレコードをとりそろえている。

日本企業がレコード市場へと戻ってきている主な理由は、多くの若者がレコード店へ足を運ぶようになっているためだという。このため、ソニーも30年ぶりのレコード生産に向けて静岡県の工場で準備を進めている。

こうしたレコードの復活現象は、単に懐かしいからというだけでは説明できず、過去と現代科学技術が混じり合ったものになっているという。ION AUDIOのレコードプレーヤーでは、無線でレコード針の音を伝え、ブルートゥースでスピーカーから音を出し、デジタル設備に転送して出勤中に聞くこともできる。

それにしても、なぜここまでレコード人気が出ているのだろうか?記事は、多くの音楽ファンはジャケットなど音楽に関連した実際の物を収集することを楽しみとしているのではないかと分析。昔のようなスローライフへと戻りたいという傾向があるという。そして、デジタル音楽と違って「不完全な」レコードは、ある程度人を慰める作用もあるのではないかと結んだ。(翻訳・編集/山中)