現在、40代の『ある男性』が、中学校時代に目撃したエピソード。

男性が通っていた中学では、学校内でアメやガムを食べることが禁じられていました。

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「校内飲食」と呼ばれる、その校則違反はとても罪深いもので、複数回見つかると保護者に連絡されることもあったといいます。

昼休みにガムを食べている同級生…

ある日の昼休み、男性が教室で友人と話していると、1人の同級生がガムを食べ始めます。

当時、流行っていたブルーベリーのガムは、匂いが強く、周囲からもガムを噛んでいることが一発で分かります。

先生が教室に入ってきたら、バレちゃうぞ!

男性は、そう感じていたといいますが、同級生は気にする様子を見せません。

すると、男性の悪い予感が的中します。

たまたま廊下を通りかかったのは、怖いことで有名な体育教師。武道系の大学を卒業後に赴任したばかりでしたが、すでにヤンチャな男子生徒からは「あの先生を怒らせるとヤバい」という噂が立っていました。

ガムの匂いと、同級生の口の動きでガムを噛んでいることが分かったのでしょう。

教室に入ってくるなり、その同級生の名前を呼び、こう怒鳴りつけました。

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出せぇーーーーーーー!!!

一瞬、固まってしまった同級生。

教師の怒鳴り声にビビッてしまったことは間違いありません。

しかし、次の瞬間、その同級生は信じられないような『反抗』を見せます。

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ペッ!!!

教師が「出せぇー!」と差し出した手に、ガムを吐き出したのです!

確かに、教師は怒りの表現として手を差し出しましたが、「ここにガムを出せ」という意味ではなかったはず。

一瞬、困惑したような表情を見せた後、同級生の頬にビンタをかまし、職員室へと連れて行きました。

一部始終を見ていた男性は語ります。

同級生が、ガムを吐き出した後に見せた、ニヤッとした顔が忘れられません。

「先生のいう通りにしたよ」という表情だったんだと思います。

同級生は、当然のように親を呼び出されて、こっぴどく叱られていましたが…。

現在では、教師が生徒にビンタをするという指導は許されていませんが、20数年前はまだ黙認されていたのでしょう。

同級生の振る舞いは決して褒められたものではありませんが、「教師のいわれた通りにしながら反抗する」という、なかなかクレバーなもの。一部の生徒からは「よくやった!」という称賛の声を集めていたといいます。

とはいえ、かなりリスキーな反抗であることはいうまでもありません。教師に怒鳴りつけられたくない、という人はマネをしないほうが賢明でしょう。

[文・構成/grape編集部]