英領バージン諸島にあるリチャード・ブランソン氏が所有するネッカー島。Robert Harding Heritage提供。(c)Robert Harding Heritage

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【AFP=時事】英ヴァージン(Virgin)グループ創業者の大富豪リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏は7日、同氏が所有するカリブ海(Caribbean Sea)の島がハリケーン「イルマ(Irma)」に見舞われ、「完全に跡形もなく破壊された」と述べた。

 ブランソン氏は英領バージン諸島(Virgin Islands)に位置するネッカー島(Necker Island)で、「私たちは史上最強のハリケーンからネッカー島のコンクリート製の地下室に避難した。とても、とても幸運なことに地下室はしっかりと持ちこたえてくれた」とブログに投稿した。

 ブランソン氏は「こんなハリケーンは今まで見たことがない。ネッカー島全域は完全に跡形もなく破壊された」と述べ、自身とスタッフは全員「無事で元気」だと付け加えた。

 ブランソン氏は「まだ被害を見極めている最中だが、すべての建物と木が消えてしまった」、「シェルターの外では、トイレや寝室のドアと窓は12メートル吹き飛ばされていた」、「私は今、なんとか機能している衛星電話を介してしゃべっているが、他の通信手段はすべて機能していない」と述べた。

 ブランソン氏は、ヴァージングループが英赤十字社(British Red Cross)に寄付を行い、ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic Airways)機が7日、カリブ海の島国アンティグア・バーブーダのアンティグア(Antigua)島にブランケットやボトル入り飲料水などの支援物資を送り届けたと述べた。

 ブランソン氏は、英領バージン諸島には「住民の家や建物、生活を再建するための大規模な支援」が必要になると主張し、英政府に「可能な限り多くの支援」を行うよう促した。
【翻訳編集】AFPBB News