「ロールキャベツ」(1600円)/グリルマルヨシ

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大阪には、創業から二代目、三代目と世代を超え愛される洋食屋がいっぱい。昔ながらの雰囲気と変わらぬおいしさを、地域に提供している。そんな老舗のディープなひと皿をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2017年8月8日発売号)より>

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■ 2016年の“ビブグルマン”にも選ばれたコスパ抜群洋食店のロールキャベツ

「グリルマルヨシ」は、阿倍野を代表する洋食の老舗。2016年には、「ミシュランガイド京都大阪2016」の中でコスパが高い“ビブグルマン”として選ばれて話題になっている。厳選した食材を使用した本格的な料理のなかでも特にデミグラスとカレーの2種のソースで食べるボリューム満点の特製ロールキャベツが好評。

「ロールキャベツ」(1600円)。たっぷりのミンチをキャベツで包み込む。トロッと口に中でとろけるキャベツは忘れられなくなる味わい。

移転する前からの雰囲気をそのまま残した、ほっとする空間。

「大人な味のデミグラス、やや甘めのカレーソースを食べ比べ!キャベツの優しい甘さが性格の異なるソースどちらともよく合うのは、さすが実力店」(編集部・若林)

■グリルマルヨシ<住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 あべのキューズタウン内 ViaあべのWalk 1F 電話:06-6649-3566 時間:11:00〜15:00、17:00〜22:00、土日祝11:00〜15:30、16:30〜22:00(LO各30分前) 休み:火曜(祝日の場合営業)、月曜のディナータイム 席数:27席 駐車場:1500台(30分無料、以降300円/30分) 交通:地下鉄天王寺駅より徒歩3分>

■ 家庭的な洋食店で昔ながらのハンバーグを

「重亭」は、1946年創業の洋食店。看板のハンバーグステーキは、秘伝のソースをブレンドした特製ドミグラスソースが味の決め手。和風テイストの甘辛さが、肉の甘味とマッチする。卵2個で巻いたオムライスなど創業から変わらない味が魅力。

「ハンバーグステーキ」(1130円)。自家製の合挽きミンチを使ったハンバーグに、自家製のソースをしっかり絡めた照り焼き風。

店内は奥に長い。厨房ではシェフが次々に伝統の味を作り出している。

「自家製のケチャップソースと創業以来継ぎ足し続けているという特製ドミグラスソースのブレンド具合が絶妙。見た目もつやつやで、思わずお腹がなってしまいそう!」(編集部・小笠)

■重亭<住所:大阪市中央区難波3-1-30 電話:06-6641-5719 時間:11:30〜15:00(LO)、17:00〜20:30(LO) 休み:火曜(祝日の場合翌日) 席数:30席 駐車場:なし 交通:地下鉄なんば駅より徒歩3分>

■ 肉の旨味があふれ出る逸品

「山守屋」は、歓楽街・北新地に店を構える、1933年創業の洋食の老舗。売れ筋は、国産の牛ミンチを100%使用したハンバーグ。5mm角にカットした牛脂を混ぜ込んでいるので、肉の旨味とふわふわ食感が堪能できる。ほかに海老ライスなども人気のメニュー。

「ハンバーグとエビフライ」(1500円)。ハンバーグとサクッと揚げたエビフライのセット。ライスとスープ付き。

木のぬくもりが感じられる店内。オフィス街が近くにあるので、会社員も多く訪れる。

■山守屋<住所:大阪市北区堂島1-2-32 トヨタビル 1F 電話:06-6341-2446 時間:11:00〜14:00(LO)、16:30〜20:00(LO) 休み:日祝 席数:44席 駐車場:なし 交通:JR北新地駅より徒歩8分>

■ 創業から愛され続けるジューシーハンバーグ

「洋食のビーハイブ」では70種以上のメニューが並ぶが、1951年のオープン当初から愛され続ける名物はハンバーグ。溶き卵にくぐらせてからオーブンで蒸し焼きにするから肉汁が中に閉じ込められジューシー。ハーフサイズのハンバーグが入ったランチ(1360円〜)も人気。

「手作りハンバーグステーキ」(1380円〜)。国産合挽き肉を使用。ソースはほかにチーズ&トマトソースなども。

シックな雰囲気の店内。予約すれば2人から個室も利用可能。

■洋食のビーハイブ<住所:大阪市港区築港4-2-4 電話:06-6571-3331 時間:11:00〜15:00、17:00〜21:00(LO各30分前) 休み:日祝、不定休 席数:72席 駐車場:2台(無料) 交通:地下鉄大阪港駅より徒歩1分>

■ 100年以上愛される大阪名物混ぜカレー

1910年の創業で、100年以上愛されている大阪初の西洋料理店「自由軒 難波本店」の名物は、その名も名物カレー。トマトピューレのソースや牛スジからとったスープなどを混ぜ合わせ、約2日間かけて煮込むカレーは、作家の織田作之助もひいきにしていたのは有名な話。

「名物カレー」(750円)。煮込んだカレーをご飯と一緒に炒めることで、より香ばしさを感じる。特製のウスターソースをかけて食べよう。

店内は昔ながらのレトロな大衆食堂風になっている。

「アツアツに卵を混ぜてから食べるのが常連さんの食べ方。そうすることでまろやかになり、カレーのコクがより感じられるようになるのだとか。ぜひ試してみよう!」(編集部・薮)

■自由軒 難波本店<住所:大阪市中央区難波3-1-34 電話:06-6631-5564 時間:11:30〜21:00 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:38席 駐車場:なし 交通:地下鉄なんば駅より徒歩3分>

■ 半世紀を超えて人気のアメ村洋食店

「ニューライト」は、半世紀以上にわたってアメ村の若者の胃袋を満たしてきた洋食店。なかでもセイロンライスは、ドミグラスソースにカレー粉や鶏ガラなどでダシをとったスープを加えた名物だ。卵でまろやかになるものの、結構スパイシーな味わいなのが特徴。

「セイロンライス」(500円)。ルーがたっぷりでカレーの“おじや”のよう。さらりと喉を通って、スパイシー。

有名人のサイン色紙が壁一面に。おばちゃんたちの人懐っこい接客に触れたくて通う人もいるとか。

■ニューライト<住所:大阪市中央区西心斎橋2-16-13 宝泉ビル旧館1F 電話:06-6211-0720 時間:11:00〜20:30(LO20:00)、日祝11:00〜19:30(LO19:00) 休み:不定休 席数:21席 駐車場:なし 交通:近鉄大阪難波駅、地下鉄なんば駅より徒歩10分>

■ 上質な牛肉をリーズナブルな価格で

「はり重 カレーショップ」は、1919年創業の精肉の老舗が営むカレーショップ。誰もが気軽に上質な牛肉を楽しめるようにと、メニューはリーズナブル。人気の「カレーライス」(810円)は、家庭的な味わい。また、ダシにすき焼きの割り下をアレンジしたビーフワンは特筆の味。

「カレーライス」(奥・810円)と、すき焼きの割り下をベースにアレンジしたダシを使った「ビーフワン」(手前・864円)。

店内は昭和の古きよき洋食店の雰囲気で懐かしさを感じられ、親子3代で訪れる人が多いのも納得。

■はり重 カレーショップ<住所:大阪市中央区道頓堀1-9-17 電話:06-6213-4736 時間:11:00〜21:30(LO21:10) 休み:火曜(祝日、祝前日、12月は営業) 席数:36席 駐車場:なし 交通:近鉄大阪難波駅、地下鉄なんば駅より徒歩3分>

■ 元祖オムライスを食べるならココ

「北極星 心斎橋本店」は、1925年に創業者が開発したというオムライス発祥の店。注文を受けてから1人前ずつ作る丁寧さは変わらず、柔らかな卵の焼きかげんも絶妙!季節限定品の「ビーフ」(860円)や「明太子とシーフード」(1020円)も必ず食べておきたいひと皿。

「チキンオムライス」(780円)。まろやかな酸味のトマトソースとふんわりとろける卵が相性抜群。

建物はかつての料亭。風情ある中庭を眺めながら座敷で食事をする優雅さも人気。

■北極星 心斎橋本店<住所:大阪市中央区西心斎橋2-7-27 電話:06-6211-7829 時間:11:30〜22:00(LO21:30)、土日祝 11:00〜22:00 休み:なし 席数:84席 駐車場:なし 交通:近鉄大阪難波駅、地下鉄なんば駅より徒歩10分>

■ 90年以上も変わらない味を楽しもう

「洋食 明治軒」は、1925年創業という洋食の老舗。創業当時のレシピを守り続けるオムライスは、しっとりしたライスとふわふわの卵の食感が抜群!1日に1000食出たこともあるというのも納得。「浪花の味」として昔も今も多くの人々に愛されている。

「オムライス」(680円)。牛ミンチなどの具をすべてペースト状にしてご飯に混ぜ、しっとりとした食感に。

1階が喫煙席、2階が禁煙席。

「ひと口食べて、ご飯のまろやかさに驚きます。常連さんがオーダーするもう一つの名物・ビーフ串カツとのセット(1180円)も見逃せない!」(編集部・若林)

■洋食 明治軒<住所:大阪市中央区心斎橋筋1-5-32 電話:06-6271-6761 時間:11:00〜15:50、17:00〜22:00(LO21:30)、火曜17:00〜21:30(LO21:00)、土日祝11:00〜22:00(LO21:30) 休み:水曜(祝日の場合翌日) 席数:120席 駐車場:なし 交通:地下鉄心斎橋駅より徒歩2分>

■ 創業以来の看板メニューコロペットを堪能しよう

「ネスパ 大阪駅前第3ビル店」は、初代が考案したコロペットが創業以来の看板メニュー。牛肉やエビなどに、自家製ホワイトソースをはさんでフライにしたもので、エバミルクが入ったソースはミルキーでハマる人が多いのも納得。

「盛り合わせコロペット」(1296円)。牛肉やエビ、豚肉、鶏肉の4種から2種をチョイス。写真は人気のエビと牛肉。

店内には創業時から残るインテリアもあり、どことなく懐かしい。

「初代の味を受け継いだソースにはしっかりと味が付いているので、そのままで味わって。またサクサクの衣も楽しもう」(編集部・小笠)

■ネスパ 大阪駅前第3ビル店<住所:大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビルB2 電話:06-6345-7089 時間:11:00〜15:00(LO)、17:30〜22:00(LO)、土曜祝日17:30〜21:00(LO)、日曜11:00〜15:00(LO) 休み:なし 席数:24席 駐車場:なし 交通:JR北新地駅より徒歩3分>

■ 洋食定番メニューをお弁当スタイルで味わう

「洋風料理 ニシモト」は、1934年に創業した洋食店。弁当箱で提供するビーフカツとオムレツの洋食弁当が人気で、肉の旨味がしっかりとした赤身と、先代の味を受け継いで作るふわとろ食感がたまらないオムレツが味わえる。

「ビーフカツとオムレツ」(1800円)。ビーフカツとパスタ、オムレツ入り。オムレツは醤油と砂糖で和風の味付け。

レトロな店内が広がる。上階にもテーブル席が用意されている。

■洋風料理 ニシモト<住所:大阪市中央区心斎橋筋2-2-1 ニシモトビル3F 電話:06-6211-3991 時間:11:00〜15:00、17:45〜22:00、土日祝 17:45〜21:00(LO各15分前) 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:23席 駐車場:なし 交通:地下鉄心斎橋駅より徒歩6分>【関西ウォーカー編集部】