EU、北朝鮮への追加制裁で合意 独自制裁強化も

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[タリン 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟28カ国の外相は7日、エストニアの首都タリンで会合を開き、核実験を強行した北朝鮮に追加制裁を科すことで合意した。

会合に出席したEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は、北朝鮮が「見境なく」行動する可能性がある中で、「極めて危険な状況」に陥る可能性があると発言。「北朝鮮への経済制裁強化を盛り込んだ国連安全保障理事会の新たな制裁決議案を支持し、北朝鮮への経済的圧力を強めるよう加盟国外相らに提案する。EUとしても新たな独自制裁に着手する」と記者団に述べた。

ドイツとフランスの外相は制裁強化に賛同。ベルギーとエストニアの外相は制裁と並行して外交的解決を模索する必要性を訴えた。

EUはすでに北朝鮮に対し、安保理の制裁に加え、広範囲にわたる独自の制裁を導入している。このため、追加制裁の余地は限定される。

EUは現在、北朝鮮との間でほとんどすべての貿易と投資を禁止し、北朝鮮に向かう積み荷と個人の荷物にはすべて検査を義務付けている。

EU当局者や外交官によると、新たな制裁にはEU域内の北朝鮮人労働者の制限や欧州での北朝鮮外交官の活動への妨害が含まれる可能性がある。

7日の会合では具体的な制裁に関する正式な決定はなかったが、近く詳細が策定される見通し。