(左から)白鵬、鶴竜、稀勢の里

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 横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が大相撲秋場所(10日初日、両国国技館)を左膝痛のため休場することが8日、分かった。すでに、稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)、鶴竜(32=井筒部屋)の両横綱も休場することが決まっており、昭和以降初めて初日から3横綱が休場する異常事態となった。

 左膝に不安を抱えている白鵬は7日、8月28日の番付発表後、初めて朝稽古を休んだ。師匠・宮城野親方(元幕内・竹葉山)は報道陣の取材に対応し「(左膝が)思わしくないのは確か」としていた。白鵬の休場は、途中から休んだ3月の春場所以来3場所ぶり6度目で、秋場所は3年連続。前人未到の40度目の優勝は、11月の九州場所以降に持ち越しとなった。

 稀勢の里は3場所連続4度目の休場で初日から休むのは初めて。8月10日から夏巡業に合流したものの、関取との稽古は終盤の2日間で幕内・大栄翔と胸を合わせただけ。番付発表以降も二所ノ関一門連合稽古で2日間、十両を相手にしただけだった。調整不足は明らかで、7日は病院で検査を受けたという。田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「(横綱らしい)相撲が取れる状況じゃない」と説明した。

 鶴竜は3場所連続8度目の休場で今年に入って4度目。名古屋場所で右足首を痛め右足甲の剥離骨折も判明した。7日の稽古後「踏み込みが100%でできない。休場するのは悔しい」と唇をかんだ。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)は改めて九州場所で進退を懸けることを明言した。