【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は7日、エストニアの首都タリンで開いた非公式の外相理事会で、6回目の核実験を強行した北朝鮮への対応について協議し、制裁を強化する必要があるとの認識で一致した。

 議長国のエストニアが明らかにした。近く詳細を決定する。

 ロイター通信によると、新たな制裁にはEU加盟国に滞在する北朝鮮の労働者や外交官に対する制限措置などが盛り込まれる可能性がある。EUによると、2015年末時点で583人が労働許可を得てEU域内に滞在。455人で最多のポーランドは最近、許可の発行を停止したと伝えられる。

 EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は7日の理事会前、「軍事対立の悪循環に陥るのを避けるため、一段の経済的、外交的圧力を高めるのがEUの立場」と強調した。

 EUは北朝鮮に対し、国連安全保障理事会決議に基づく制裁のほか、独自の制裁も実施。安保理で米国が目指す石油禁輸を含め、大半の貿易や投資も禁じている。