6日、韓国・デジタルタイムズによると、ホンダ・コリアから始まった新車のさび・腐食問題が、トヨタと日産にまで広がり、韓国で日本車への信頼が揺らぐ事態になっている。写真はトヨタ自動車ロゴ。

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2017年9月6日、韓国でホンダ・コリアから始まった新車のさび・腐食問題が、トヨタや日産など輸入日本車全体に拡大している。韓国・デジタルタイムズは、「これまで耐久性など品質の良さで評価されていた日本車の信頼性への打撃が避けられない見通し」と伝えている。

業界によると、今年4月のホンダの新型「CRV」発売後、車両の一部金属部品などに腐食が発見され波紋が広がった。腐食は運転席ダッシュボード下の金属製ブラケットと、車両内部の鉄の溶接部で主に発生しているという。これに対しホンダ・コリア側は車両の全数調査と無償修理に乗り出しているが、消費者団体はホンダを検察に告発した。

このホンダ車の問題の後、同様の問題がトヨタ自動車の「カムリ」と「カムリハイブリッド」でも起きている。先月21日から自動車リコールセンターに寄せられた届出は半月足らずで70件に上ったといい、ブレーキペダル下部と助手席シートの内部、エンジンのボルト周辺部分などで腐食が指摘されている。

さらにこの問題は日産自動車にも広がっている。韓国のネット上では、「アルティマ」の一部オーナーが車内を調べた結果、さびが出ているのを発見したと主張している。

日本の輸入車は、他の輸入車と同様に海外で生産され船で韓国に輸送される。この過程で、海風などの影響で一部腐食が発生する可能性があるというのがメーカー側の説明だ。しかし、国内に入ってから実施する品質検査でも、こうした問題を把握できていなかったというのは納得ができないという声が出ており、自動車業界の関係者も「国内に輸入される輸入車は、すべて平沢(ピョンテク)港から出庫する前に車両点検センターで最終検査を受けることになっている。品質の問題が浮上したのは、最終過程で検査が適切にされていなかったことを意味する」と指摘している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは1000に迫るコメントが寄せられており、この問題への関心の高さがうかがえる。コメント欄には、「韓国人は外車が好きだから、さびいても文句を言わないとでも思ったのか」「日本車はやめてドイツ車にした方がいいかも」「一体どこで造ってるんだ?」「輸出用の日本車はいいかげんに造っているのだろうか?」など、日本車への不信の声が多く並んだ。

また、「さびの問題は(韓国の自動車最大手)現代(ヒュンダイ)自動車の方がひどい」「現代・起亜(キア)の車は、もうずいぶん前から、新車のさびが問題になっている」「これでも現代自動車よりはましだろう」など、韓国車メーカーに言及した意見もあった。(翻訳・編集/三田)