サカタのタネ(横浜市都筑区)は、グローバル戦略の一環として、市場の急成長が続くベトナム・ハノイ市に新たに現地法人を設立する。

 同社にとって5番目の海外現地法人で、平成30(2018)年4月の設立を予定している。同社は現地法人設立により、現地での営業活動を加速させると同時に、同社の海外拠点の連携を深めることで、グローバル体制の強化を図る狙いだ。

 現地法人の名称は「Sakata Vietnam Co., Ltd.(仮称)」で、所在地はハノイ市、資本金は150億ドン(約7200万円)。同社の100%子会社となる。事業内容は種子の輸入と販売、試験栽培。発足時の従業員数は11人、単体の売上高の目標は5年後に4億円、10年後に9億円を見込んでいる。

 ベトナムは経済成長と合わせて国内消費の増加・活性化が予想されており、これに伴い野菜の消費量増加、種子の消費量の伸びも期待できるとしている。

 同社は、東南アジア地域での営業強化に取り組んでいて、ベトナムでは1990年代から主に代理店を通じて野菜の種子を販売してきた。現地法人の設立により、ブロッコリーなど同社の主力品目を中心に営業活動を活発化させる方針。