ヤフーは、九州大病院別府病院(大分県別府市)や別府市医師会と共同で、がん患者に対して遺伝子検査の情報を活用して最善の治療法を提供する取り組みを始める。

 地元の開業医とも情報を共有する。

 ヤフーは平成26年から、唾液などを通じて病気のリスクを予測する遺伝子検査サービスを提供している。今回の取り組みでは、別府病院の消化器がんや乳がん患者を対象に、本人の同意を得た上で遺伝子検査を実施する。検査結果を医師らが閲覧できるシステムを開発し、患者の症状や生活スタイルに合った投薬や治療法を選べるように手助けする。まずは希望する患者約50人を対象に始めた上で、提携する開業医を増やし、退院後もかかりつけ医などを通じて適切な治療が受けられるような体制づくりを目指す。

 都内で記者会見した別府病院の三森功士副病院長は「特に手術後の体調管理に活用し、患者の健康増進を目指したい」と話した。