10月16日まで、栃木県真岡市田町のまちかど美術館で。

 真岡市ゆかりの美術評論家、久保貞次郎の遺族が市に寄贈した久保コレクションから木村茂と久保卓治の銅版画15点を展示。細い線を重ねたモノトーンで表現され、木村の作品は長野・安曇野でのスケッチを基にした樹木の繊細な表現が特徴。真岡市文化課学芸員、鈴木恵梨子さんは「樹皮のざらつき、枝の堅さまで表現されている」という。腐食液を使わず、銅板を彫る力の加減で線の強弱を付ける技法、エングレービングの名手だった久保の作品はロンドンの風景など。前期展は18日まで。後期展は23日〜10月16日。全点を入れ替える。

 開館時間は午前9時〜午後6時(入館は5時半まで)。火曜と20〜22日、10月4〜6日は休館。入館無料。問い合わせは、真岡市文化課(電)0285・83・7731。