何十年ぶり?ワールドカップ出場に近づく“懐かし”の代表チーム

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世界各地で開催されたワールドカップ予選。

アジアとオセアニアではプレーオフを残して全日程を終えたが、その他の地域は2試合を残しており、来月、運命を賭けた戦いが行われる。

そこで今回は、「かつての栄光よもう一度」、ワールドカップ出場に久しぶりに近付いている代表チームをご紹介しよう。

先日はサウジアラビアが日本を下し、2006年大会以来の出場を決めたが、それよりも遥か昔。もしかしたら、若い読者の方々がまだ生まれていない時期を最後に、晴れ舞台から遠ざかっている4チームだ。

エジプト代表

前回出場:1990年

アフリカネイションズカップで歴代最多7度の優勝を誇るエジプトだが、ワールドカップとは不思議と縁がない。

1934年の第2回大会にアフリカ勢として初めて参加したが、その後、政治的な問題(主にイスラエルとの関係)で予選を辞退したこともあり、1990年大会の出場が実に56年ぶりのことだった。

しかし、そこから再び遠ざかっており、今回、28年ぶりの出場がかかっている。

残り試合
vsコンゴ(H)
vsガーナ(A)

北アイルランド代表

前回出場:1986年

あの明石家さんまが崇拝するジョージ・ベストを生んだ北アイルランド。

そのベストは「大舞台と縁がなかったスーパースター」の代表格だが、同チームは過去に1958、1982、1986年と、皮肉にもベストがプレーした前後の年にワールドカップへ出場している。

昨年のユーロでは初出場でベスト16を達成したが、今予選でもここまで現世界王者ドイツに次ぐ2位と好調。32年ぶりの晴れ舞台は現実的な目標だ。

残り試合
vsドイツ(H)
vsノルウェー(A)

ペルー代表

前回出場:1982年

記念すべき第1回大会のワールドカップに参加したペルー。

今でこそコロンビア、エクアドル、ベネズエラなどの成長が著しい南米だが、かつての序列はペルーのほうが上。1970〜80年代に3度ワールドカップに出場し、エクトル・チュンピタス、フリオ・セサル・ウリベといったスターを輩出した。

その後、低迷が続き、今予選でも開幕からずっと下位に沈んでいたが、ここにきて猛追。今月の試合で連勝し、アルゼンチン、チリを抜いて、出場圏内の4位に浮上した。36年ぶりの出場まであと一息だ。

残り試合
vsアルゼンチン(A)
vsコロンビア(H)

DRコンゴ代表

前回出場:1974年

伝説のモハメド・アリ対ジョージ・フォアマンやアントニオ猪木の入場曲「イノキ・ボンバイエ」、最近では中邑真輔の必殺技「キンシャサ」など、格闘技との所縁が深いDFコンゴ。

彼らは1960年にベルギーから独立すると、ザイールの名を使用していた1974年ワールドカップに初出場し、ブラジルやユーゴスラヴィアといった強豪と戦った。

それ以来、サッカーシーンでの目立った活躍はないが、近年は旧宗主国ベルギーからの帰化選手などを中心に強化を進めており、44年ぶりの出場を目指す今予選はチュニジアに次いでグループ2位につけている。

残り試合
vsリビア(A)
vsギニア(H)