(写真提供=SPORTS KOREA)TWICE

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K-POPガールズグループの勢いが止まらない。

人気急上昇中のTWICEは、今年6月に発売した日本デビューベストアルバム『#TWICE』の売上が25万枚を突破。

発売から約4カ月が経った9月にもオリコンデイリーアルバムチャートでTOP10にランクインしている。

後に続いたBLACKPINKも、8月30日に発売した日本デビューミニアルバム『BLACKPINK』がオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得するなど絶好調だ。

2NE1が示した2011年当時の”厳しさ”

彼女たちの人気ぶりを見ると、2011年に少女時代やKARAが巻き起こしたK-POPブームが思い出されるが、実は当時と現在とでは、K-POPガールズグループが置かれた状況はまったく異なっている。

ガールズグループ2NE1(今年解散)のデビュー当時を振り返ると、その違いがわかりやすい。

2NE1が日本に上陸したのは2011年のことだった。当時はK-POPブーム真っただ中で、彼女たちは「K-POPの最終兵器」と大々的に宣伝もされていた。

しかし、結果は振るわず、日本デビューアルバム『NOLZA』の初週売上は2万6334枚に過ぎなかった。

これは、同じ事務所(YGエンターテインメント)の後輩であるBLACKPINKのデビューアルバムが初週で4万962枚を売り上げたことと比較しても、かなり少なかったことがわかる。

2NE1の経験が示しているのは、2011年当時は、K-POPの中でもウケないものはウケなかったという事実だろう。

だが、最近は異なるらしい。韓国メディア『スポーツ・ワールド』は、TWICEやBLACKPINKが人気を獲得できた背景について、次のように分析している。

「ここ最近の間に、韓流市場自体が様々な流れに乗って、より強く、幅広く浸透した状況がある。

それはK-POPに限った話ではない。テニススカートなど韓国のファッション、韓国式のメイク、日本の若者の代表的なコミュニケーションツールとなったLINE、デザートのソルビンやキョチョンチキン、チーズタッカルビなどもそうだ」

そして、そんな状況の中で、K-POPの受け止め方にも変化が見られるのだという。

「そうして現在は、“韓国”自体が人気アイテムとなり、注目を集めるトレンドとなった状況にある。

それは、どれだけK-POPブームが広がっても人々の趣味に合わなければ切り捨てられていた2011年とは条件が大きく異なる。

現在は、“韓国で人気がある”という理由一つだけでも注目を集めるようになっている」

TWICEもBLACKPINKも、こうした”韓国コンテンツ”全般に対する受け入れ体制が整っていたからこそ、人気を獲得しやすかったという話だ。
(参考記事:写真56連発!! 韓国人気ガールズグループ「TWICE」の成長の記録

それだけに、今後も続々と新たなK-POPアイドルが日本にやってくる可能性は低くないだろう。

はたして、K-POPブームはこれからも勢いを増していくのだろうか。引き続き注目したい。

(文=李 仁守)