PCなどの端末機器を使うことが増えた現代では、一日をデスクワークで過ごす人が増えています。座っているだけと思われがちなデスクワークですが、実は体力仕事とはまた別に身体に不調をきたす可能性があります。肩こりや腰痛だけと思っていたなら大間違いですよ!この記事では、見落とされがちなデスクワークでの身体の不調についていくつかご紹介していきます。デスクワーカーさんはぜひチェックしてみてくださいね。

血行不良によるむくみや冷え性

長時間イスに座って机に向かう姿勢を続けるデスクワークは、血流がとっても悪くなってしまいます。特に座った状態だと、下半身への血流が悪くなってしまいがち。足のふくらはぎは「第二の心臓」とも言われている部位で、ふくらはぎの筋肉がポンプの働きを担って血流を促しています。そのため座った状態だとふくらはぎのポンプの働きが低下し、足に老廃物や水分が溜まってむくみが生じてしまうのです。また、血流が悪くなることから、知らない間に冷え性になってしまうおそれもあります。血流が悪くなると貧血 や身体のコリといった様々な弊害までもたらされますから、デスクワークをしている人は積極的に身体を動かして血流を促していきましょう。

キーボードフィンガーになりやすい

長時間キーボードを打ち続けると、指や手首に痛みが生じることがあります。これは「キーボードフィンガー」と言って、キーボードを叩きすぎることで生じる筋肉の萎縮です。キーボードフィンガーは、手首を上方向に反らせた状態でキーボードを叩いている人によく起こる症状です。腕や指がずっと同じポーズでかたまると、筋肉が萎縮して腱鞘炎のような状態になってしまうのです。もしキーボードを使うことが多い人で、指や手首、腕に痛みを感じることがあればキーボードフィンガーに要注意ですよ。PC作業の最中は、なるべく定期的に手首を揺らしたり手や指を揉んだりしながら、血流を高めてキーボードフィンガーを予防してください。

一見デキる人に見える「マルチタスク」に潜むリスクも!

「マルチタスク」とは、複数のことを同時に進める行為を言います。例えばスマートフォンでメールの返信をしながら、PCでは資料をまとめている、といったものですね。デスクワークをする人にはマルチタスクで作業を進めている人も多いのではないでしょうか?一見仕事がデキる人に見えますが、マルチタスクは脳にとても負担をかけています。実際に脳は一度に一つのことしか処理できません。マルチタスクは、脳をフル回転させて素早く複数のことを処理し、同時に複数のことを行っているように見せているだけなのです。ですからマルチタスクで作業を進めていると、すぐに脳が疲れて集中力が欠けたり軽い疲労状態やうつ状態になるリスクがあります。時間に余裕があるときは、なるべく一つのことを順番に進めていった方が効率的です。


writer:さじや