ベトナム外務省の報道官は5日、中国軍が先月29日から今月4日まで南シナ海のパラセル諸島周辺の海域で実弾演習を行ったことに抗議した。ベトナムは先月31日にもハノイの中国大使館に抗議を申し入れている。写真はパラセル諸島で最大のウッディー(永興)島。

写真拡大

2017年9月7日、米自由アジア放送(RFA)によると、ベトナム外務省の報道官は5日、中国軍が先月29日から今月4日まで南シナ海のパラセル(中国名:西沙、ベトナム名:ホアンサ)諸島周辺の海域で実弾演習を行ったことについて、「ベトナムは中国の動きを強く拒絶し、中国がホアンサ諸島に対するベトナムの主権を尊重するよう真剣に要請する」と述べ、抗議した。

ベトナムは先月31日にもハノイの中国大使館に抗議を申し入れている。

一方、中国外交部は6日の記者会見で、「西沙諸島はいかなる争いもない中国固有の領土だ。中国軍がこの海域で軍事演習を行うのは中国の主権の範囲内のことだ」とした上で、ベトナム側に「冷静な対応」を求めた。

パラセル諸島は中国が実効支配しているが、ベトナムなども領有権を主張している。(翻訳・編集/柳川)