バルサのMFは超過密状態

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夏の移籍市場で他クラブに移籍したのはセルジ・サンペール(UDラスパルマス)のみ。セリの獲得を望んだバルサだが、MFの“オーバーブッキング”で諦めざるを得なかった。

MFの過密状態が問題となっているバルサ。わずか3名のポストに10人もの選手(ブスケツ、パウリーニョ、イニエスタ、デニス、アンドレ・ゴメス、ラキティッチ、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、アルダ、アレニャ)が集中する事態となっている。コウチーニョが加入していれば、4-2-3-1のフォーメーションが実現されるところだったが、獲得が失敗した現在バルベルデは古典的な4-3-3のフォーメーションを採用する。

■MFのガーディアン、パウリーニョとブスケツ
10名のミッドフィルダーの中で、最重要選手はセルヒオ・ブスケツ、パウリーニョ、ラキティッチ、イニエスタだ。ピボーテの役目を担うのはブスケツであり、アンドレ・ゴメスの出番を奪う形となる。
また、もし監督が4-2-3-1を採用する場合には、ブスケツとパウリーニョ、ラキティッチが起用されることだろう。


アラベス戦でバルサデビューしたパウリーニョ

■イニエスタ、ラキティッチ、セルジ・ロベルトのトライアングル
イニエスタとラキティッチは文句なしの先発だ。このところ体力の温存による欠場も多いイニエスタだが、先発選手として誰も文句をつける者はいない。またフィジカル面で優れたラキティッチはメッシの背後をカバーするのに無くてはならない存在だ。

イニエスタとラキティッチの間に入る選手はセルジ・ロベルトと決まっている。サイドバックからミッドフィルダーに戻ることを希望しているロベルトにとって、今シーズンは実力を見せ不動の評価を得る好機となるだろう。バルベルデ監督はイニエスタ、ラキティッチ、セルジ・ロベルトの3名を土曜のエスパニョール戦に起用する所存だ。

■デニス、ラフィーニャが出番を狙う
デニス・スアレスもアンドレス・イニエスタの代役として、推進力のあるインテリオールとしての役目を果たすことができるはずだ。しかし、バルベルデはスアレスをウィング要員として見ている。

デンベレとデウロフェウにより、デニスの立ち位置がどう変わっていくのか見守りたい。去る4月にひざを負傷したままま、未だ試合に復帰していないラフィーニャが、今後どう活躍するのかも気になるところだ。
おまけに近年存在感を増してきたアレニャの事も忘れてはならない。


ナポリへの移籍もあり得るデニス

■大きなダメージを受ける選手たち
アンドレ・ゴメスとアルダ・トゥランのケースはよりシビアだ。両名は今夏の移籍シーズンにバルサからの離脱を見込まれていたが、放出先が見つからなかったことにより、バルサで試合出場のチャンスを勝ち取らなければならない。4-2-3-1のフォーメーションにおいてゴメスはよりチャンスがあるかもしれないが、今のところ監督にとって優先度の高い選手ではない。

アルダ・トゥランに関しては監督の信頼を得ておらず、どのポジションにおいても出場のチャンスはほぼないと言える。メッシ、スアレス、デンベレの代役としても、デウロフェウやアルカセル、デニス・スアレスが既に控えている。