ホロコースト生還者が希望の歌演奏、ヒトラー演説の地で

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[ベルリン 6日 ロイター] - ベルリンのブランデンブルク門で6日、第二次大戦中のナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)の生還者2人がイスラエル人歌手の伴奏を担当し、希望の歌を演奏した。

演奏したのは、92歳のドラム奏者Saul Dreierさんと、89歳のアコーディオン奏者Reuwen "Ruby" Sosnowiczさん。共に米フロリダ州在住で、2014年に「ホロコースト・サバイバーズ・バンド」を結成し、ワルシャワやラスベガス、ワシントンDCなど随所で演奏している。

今回は、歌手のGad Elbazさんを伴奏し、かつてヒトラーが反ユダヤ主義の演説を行ったブランデンブルク門で80人あまりの聴衆を前に演奏した。

Elbazさんは、ベルリンでの演奏は若い人たちに反ユダヤ主義の危険を警戒し続けてもらう目的があると説明した。

Dreierさんは、最近報じられている米国やドイツでのネオナチの行進について「恐ろしい。若者たちは、あの出来事が二度と繰り返されないようにしなければならない」と語った。

昨年行われたビーレフェルト大学の調査では、ドイツに住むユダヤ人の78%が、過去5年間に反ユダヤ主義がある程度または大きく強まったと感じていた。