全米オープン4強に進出したフアン・マルティン・デルポトロ【写真:Getty Images】

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まるでSF映画? 大会公式ツイッターの手が込みすぎな速報動画にフェデラー自身も拡散

 テニスの全米オープンは男女シングルスともに4強が出そろった。連日、大会側は動画付きでトップ選手のプレーをツイッターで速報しているが、選手のラケットをハンマーに変えてショットでコートに穴が空くなど、映像を時々加工。手が込みすぎなシーンにロジャー・フェデラー(スイス)もツイッター上で反応するなど、話題を呼んでいる。

 6日(日本時間7日)には男子シングルス準々決勝ではフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)がロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。全米オープンでは09年決勝でフェデラーの6連覇を破ってデルポトロが勝利して以来の再戦に注目が集まったが、大会公式もユニークに演出した。

 デルポトロが第3セットを取ったシーンをツイッターで動画付きで速報した。すると、ラリー中に突然、デルポトロのラケットがハンマーに変わり、フェデラーはスター・ウォーズのジェダイのライトセーバーに変化。ショットには効果音が付き、ボールからは煙が発している。

 そして、ラリーはデルポトロのポイントで決着。ファンの大歓声とともに映像は終わっている。「フアン・マルティン・デルポトロがタイブレイクでフェデラーによる『ジェダイの力』を打ち破り、第3セットを奪取」とユーモアたっぷりに紹介。ファンから「毎試合こういうのが見たいね」「なんてスリリングなタイブレイク」「信じられない」と声が上がっていた。

2回戦はフェデラーのショットから火を噴き、コートに穴…ファン「ボンバーショットだ」

 このように、今大会は定期的に選手のプレーに加工を施し、あたかもSF映画の戦闘シーンのような演出を加えている。

 2回戦ではフェデラーのショットが火を噴き、コートに穴が空いた。これにはフェデラー自身が試合後、ツイッターで拡散。「ドカーン!!」と絵文字付きで投稿し、完全にノリノリだった。これには、ファンも「本物の炎も出ていたよ」「ボンバーショットだ」と反響を呼び、歓迎されていた。

 選手、ファンにも反響を呼んでいる奇抜な演出も大会の盛り上げにひと役買っているようだ。

 今年最後のグランドスラムもいよいよ終盤戦。男子では準々決勝でフェデラーがデルポトロに敗れ、注目されていたラファエル・ナダル(スペイン)との黄金対決は実現しなかった。

 果たして、誰が栄冠を手にし、称賛を浴びるのか。ユニークな演出とともに注目したい。