6日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、中国が検索禁止ワードを拡大しており、金正恩や水爆の関連ワードが検索できなくなっている。写真は金正恩関連報道。

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2017年9月6日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、中国が検索禁止ワードを拡大しており、金正恩(キム・ジョンウン)や水爆の関連ワードが検索できなくなっている。

福建省アモイ市でBRICs首脳会議が開幕した当日、北朝鮮が核実験を強行し、「実験は成功した」と発表した。中国が北朝鮮の核実験を強く糾弾したことは、欧米諸国のメディアにも大きく取り上げられている。

しかし、その一方で、中国のネット上では北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)を指す「金三児(金家の三男坊)」や水素爆弾といった単語が軒並みNGワードとされ、ネット上の記事や書き込みが削除対象となっている。NGワードを検索しても「関連法規と政策により表示できません」というメッセージが出る状態だという。

中国外交部が掲載した北朝鮮を非難する記事も4日に突如削除され、中国共産党機関紙・人民日報や系列紙の環球時報が掲載した関連記事も間もなく削除。こうした政府の対応はネットユーザーの不満や「政府の姿勢がはっきりしない」といった疑問視を招いている。

あるネットユーザーは、「政府は首脳会議に影響することを懸念しているのかもしれないが、一般市民は政府の対応に怒りを感じている。北朝鮮の核実験は中国の周辺地域にとっても大きな問題だからだ」と指摘する。

チャイナ・デジタル・タイムズは、中国当局が関連報道のコメント欄を禁止し、各サイトに対しても不用意に関連する話題を取り上げないように要請したことを伝えている。(翻訳・編集/岡田)