評論家は辛い…ロビー・サヴェージが精神疾患を告白

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『Telegraph』は5日、「評論家の元ウェールズ代表MFロビー・サヴェージが、精神疾患であることを明かした」と報じた。

かつてレスター・シティやバーミンガム・シティ、ブラックバーン・ローヴァーズなどでプレーし、ウェールズ代表でも活躍したサヴェージ。激しいスタイルで無数のイエローカードをコレクションし、プレミアリーグで最も汚い選手としても知られた。

キャリアの晩年からメディアでの仕事に従事し、『BBC』などでコメンテーターを務めるなど転身に成功し、大きな報酬も得ている。

しかしながら、彼はそのセカンドキャリアでも精神疾患に苦しむことになり、医者のもとに通っているのだという。

ロビー・サヴェージ

「ティムという医師と毎月1〜2回話をしている。彼は私に安心感と今後の見通しを与えてくれる。

彼は私の人生に非常に大きな利益を与えてくれる存在なんだ」

「人々から同じ意見を聞くために、何度も同じ質問をする。何か間違ったことを言えば、仕事を失い、家族をサポートすることができなくなるのではないかと心配する。

ライトが消えて、マイクがオフになると、私は自分の殻に閉じこもる。家に帰り、不安に苛まれる。安全ではない。全く安全ではない。

テレビに出演することで何が変わったか?すべてが違うよ。

人々はテレビで見て、私は完全に間違っていると思っている。自分が正しいと思った見解を言ったとしてもね。

皆、テレビやラジオで私を見て『人生が満たされていて楽しんでいる』と思うだろう。それもまた、間違った認識だ」
ロビー・サヴェージ

「家に帰れば、皆と同じような心配と悩みを持っている。私にとってそれは難しい。仕事がうまくいかない事があれば、皆と同じように解雇されるのではないかと恐れている。

十分な役割を果たしていないかもしれない、十分なキャリアを持っていないかもしれない…人々はいつも私を貶めたいのではないかと思っているし、それに対処するのは難しい。

2007年にブラックバーンでプレーしていた時、私は足を壊した。そして、暗い場所、悪い場所へ行ってしまった。そして、引退して以来、まだどうしていいのかがわからない。

今でも苦しんでいることを認める。それが、安心感を得るためにドクターと話している理由なんだ」

「サッカー選手としては、自分の夢を追いかける中で自然にやってきたものだ。上手くやっているかどうかは分かっていた。限られた能力で、とてもいいキャリアを送れた。

しかし、ジャーナリストとしては訓練されていなかった。メディアの仕事は自然ではない。サッカーが終わった後の人生が送れるのは幸いであるが、他の皆と同じような心配とプレッシャーがある。

私はメンタルヘルスについての物事をオープンに出来る者の一人だ。予防は治療よりも重要であることを知っている」

「現在のサッカー選手や元選手、さらにそこで働いている人々の多くが、メンタルヘルスに苦しんでいる。しかし、彼らはそれを話すことはない。

ギャリー・スピード(元ウェールズ代表DF、2011年に自殺)は親しい友人だった。

彼は誰にでもオープンではなかった。私は、彼にそれを話してほしかった。トラブルを未然に防ぐために。

あの自殺の三週間前に彼と会っていたんだが、何の兆候もなかったんだ。共にプレーしていた時の、あのギャリーだった。キャプテンであり、素晴らしいリーダーのね。ウェールズで偉大なことをやった男だったんだ」