巨匠ダリの娘と主張の訴訟、DNA鑑定で親子関係なしと判明

写真拡大

[マドリード 6日 ロイター] - 20世紀シュールレアリズムの巨匠画家サルバドール・ダリの遺体が掘り起こされ、DNA鑑定が行われた結果、娘と主張していたスペイン女性はダリの娘でないことが明らかになった。ダリの資産を管理している財団が6日、声明を通じて発表した。

訴訟を起こしていたのは、マリア・ピラル・アベルさん。ダリの出身地であるフィゲラスで生まれ、母親がダリと関係を持ったとしてダリとの親子関係を主張し、鑑定を求めていた。

これを受け、マドリードの裁判所は6月、法医学者による遺体の掘り起こしを命じた。

財団は声明で「これまでに(ピラル・アベルさんがダリの)親族であることを示す根拠は見つかっておらず、今回の結果は財団にとって驚く内容ではない。鑑定により、このばかげたでっち上げの論争に終止符が打たれたことを、財団は喜んでいる」と述べた。

ダリは、1989年に84歳で死去している。