髪にまつわるふとしたしぐさにクラクラすると話す男性は、多数。支持率の高い3大しぐさを制して!

髪を軽やかに扱うしぐさは恋のリーサルウェポン。

「ベタだと笑われるかもしれませんが、耳にかけたり、片寄せにしたり、無造作にポニーテールをつくる瞬間の、いつもは見えない肌がチラッとのぞく瞬間にグッとこない男性はいないと思いますよ。繊細な動きが手元を華奢に映してくれるところも髪に触れるしぐさによるメリット」(Violet代表・前原穂高さん)

ただし、あまりオーバーなアクションはわざとらしいので、NG。「男性はとにかくさりげなさに弱い。髪を動かすパートを小鼻より下のゾーンにとどめておくのがポイントです」(美容エディター・鵜飼香子さん)

「食事に出かけたとき、席に着いた瞬間、“いっぱい食べちゃお”と無邪気にポニーテールをつくるのも効果的。うなじを見せつけられる上に、清潔感もアピールできます」(モデル・わたなべ麻衣さん)

彼がいる側だけを指先で耳かけ。かけるべき毛束を用意しても。

彼がいる側だけ、耳の周りの毛束を指先で不意に耳にかけるのがポイント。「急にあらわになる耳と首筋にドキッとしない男性はいません。髪を前に流れるようブローしたり、下を向いたときに自然と毛束が下りるようにあらかじめヘアサロンでオーダーしておくのも手。手の動きがわざとらしくなりません」(前原さん)

彼がいる方の髪を反対側にそっと移して色香を漂わせて。

突如あらわになる首筋とうなじに彼のハートはドキッ! 髪を片サイドに寄せる動きは古今東西恋に効く“殿堂入り”のしぐさ。「このとき、目線を斜め45度下に向けておくと、しおらしいムードで男性を一層惹き付けます」(鵜飼さん)。あくまでさりげなさが大切なので、手の動きがオーバーにならないように要注意。

肌見せと後れ毛アピールが一度にできる最強のしぐさ。

「ちょっとあざといですが、あえて食事をする席に着いた瞬間にするのがオススメ。首筋やうなじがあらわになる上にハラリと落ちる後れ毛がアンニュイな表情を連れてきてくれるんです」(わたなべさん)。「髪をすっきりまとめてデートを自分と一緒に楽しもうとしてくれる姿勢も男性はうれしいと思います」(前原さん)

鵜飼香子さん 美容エディターとしてビューティページのディレクションを手がける。最近ではプロの視点から女っぽさをクリエイトする術を提案。本人のセンスと美貌にも注目が集まる。

前原穂高さん 表参道と名古屋のヘアサロン『Violet』の代表。木下優樹菜さん、Chayさんなど著名人も支持。TEL:03・5788・9646(表参道) TEL:052・265・8564(名古屋) 

わたなべ麻衣さん モデル、女優、タレント。『ar』『mina』『VoCE』など数々の女性誌で活躍するほか、ドラマやCMにも出演。インスタの女神とも称される。

※『anan』2017年9月13日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・信沢Hitoshi スタイリスト・武政 モデル・わたなべ麻衣 取材、文・石橋里奈

(by anan編集部)