夜風が涼しくなってきて夏も終わりを告げると、いよいよ秋の行楽シーズン到来。美術館や、行楽地を巡るのには最適な季節。あたりを見渡すと自然が感じられる風景や、思わず写真を撮ってしまいたくなるようなシチュエーションに恵まれているのが、都心から少し離れたところにある「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」。

2011年9月3日にオープンして以来、初めて訪れた人以外にも、リピーターや海外からの観光客など未だに人気が絶えない「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」。今回は、開館6周年を記念し、特別展示や記念メニューなど新たな見どころをご紹介いたします。

ミュージアムへ向かうのにお勧めなのが直行便のバス。最寄り駅となる小田急線・JR南武線の登戸駅から、川崎市バスによる直行便が10分間隔で運転されています。バスには、キャラクターが前面にプリントされています。バス内の押しボタンにも、キャラクターが描かれているので、到着前から気分が盛り上がってきますね。

バスが来るのを待つのも、楽しみになってしまいそう!

「ピンポーン!」思わず押してしまいたくなるボタン。

9月1日から9月11日の間、公開中の特別企画が「オール本原画特別展示」。約220点にも及ぶ、本物の原画が展示されています。生で見る漫画の原画は、1コマ1コマ丁寧に描かれているのが伝わってきます。なかでも「コロコロコミック」の表紙で使われたカラーの原画は、印刷とは違い色鮮やかで繊細!今の主流であるパソコンで描かれたCGとは違った、温かみのある絵柄が印象的。

独特な淡い色彩は、まさに子供の頃に見た懐かしさでいっぱい!  © Fujiko-Pro

ドラえもん以外のキャラクターたちの原画も、もちろん飾られています。

子供の頃に読んでいたコロコロコミックがいっぱい!

藤子・F・不二雄先生の代表作とも言える「ドラえもん」が連載されているコロコロコミックの創刊40周年を記念した企画「ドラえもん×コロコロコミック 40周年展」も、2018年1月15日まで開催中です。1977年から創刊されている「コロコロコミック」40年分が、手に取ってみることができませんが、背表紙が見える形で展示されています。一つ一つを近づいて見てみるのも、まさに「生」の楽しさと言えます。

アラサー世代の生まれる前から存在していた「コロコロコミック」。まさに歴史の重みを感じられます。

ドドーン!壁のように立ちはだかるのは歴代のコロコロコミックたち!

近づいて見ると、背表紙のほか、表紙の展示がある号も。連載を眺めるだけで楽します。

当時の編集担当者さんや、アシスタントさんからの視点で選ばれた原画の中には、1980年に『映画ドラえもん のび太の恐竜』というタイトルで映画化され、2006年にも『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』としてリメイクされ再び映画化された名作の原画も展示されています。アラサー世代にとっては、「ドラえもん」の映画シリーズが、初めて観た映画という人も多いのでは?? 

映画にもなった「のび太の恐竜」の原画。躍動感溢れる構図は、当時としては画期的だったそう。

「コロコロコミック」表紙用のドラえもん。サインペンで描かれています。

ミュージアムカフェの記念メニューで癒される…

館内の3階にある「ミュージアムカフェ」では、6周年を記念した記念メニューも登場。「ドラえもん」のラテアートと、記念絵柄のコースターが可愛い「カフェラテ」570円(税込)や、ドラえもんのまんまるとした顔をモチーフにした「スフレアイス」1188円(税込)など、ここでしか食べられないスペシャル感溢れるメニューに、思わず何枚も写真を撮ってしまいそう。

カフェの定番のラテアートも、ドラえもんだと飲んでしまうのがもったいない!?

アイスの中身は、カシス味。大きいので3〜4人でシェアするのもおススメ。

記念メニュー以外にも、新メニューの「ゴンスケの安納芋チーズケーキ」1188円(税込)は、ほんのりとした芋の甘みが癖になりそう。ちょっとしたおやつ感覚で食べてみたいのが「ひみつ道具シリーズ フレンチトーストde アンキパン」702円(税込)。ひみつ道具カード付なのが子供に戻ったみたいで嬉しいですね。

「ゴンスケの安納芋チーズケーキ」は、オトナ女子向けの甘みを抑えたスイーツ。

ドラえもんのひみつ道具をイメージした「アンキパン」。アイスとフレンチトーストがさっぱりとした味で、ちょっとした軽食になりそう。

ミュージアムカフェのある3階は、屋上になっていて、「あっ!漫画で見たことがある」という風景や、キャラクターたちがお出迎えしてくれます。

土管に登って写真を撮ることもできる人気スポット。土管の中には落書きも!

これは映画「のび太と恐竜」からのワンシーン!

笑顔がキュートなドラミちゃんとも、並んで撮ることができますよ!

まさに、館内全体が「フォトスポット」と言えそう。展示会場以外にも、ここでしか観られない短編映像が上映されている「Fシアター」や、どのお土産も欲しくなってしまう「ミュージアムショップ」など、1日いても足りないくらい。

館内は、いたるところにひみつ道具やドラえもんが隠れています。探す楽しみも味わって!

開館6周年記念グッズの「デニム ドラえもん6周年ver.」2160円(税込)は、シックなデザインなので男性へのプレゼントとしても。

「オトナ女子」が心の底から子供に戻れてしまうのが「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」。行楽を求めてちょっと、足を延ばしてみませんか?

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
開館時間: 10:00〜18:00 
休館日: 毎週火曜日・年末年始
http://fujiko-museum.com/

「藤子・F・不二雄ミュージアム6周年記念フェア」http://fujiko-museum.com/event/
開催期間:9月1日〜10月2日