パリ南郊の町ビルジュイーフで6日、爆発物の製造に使われていたとみられるアパートが見つかった。テロの際にしばしば用いられる高性能爆薬TATP(過酸化アセトン)が発見されたといい、治安当局は男2人を逮捕し、対テロ部門が捜査に乗り出した。

 仏メディアによると、このアパートで作業をしていた配管工事の担当者から不審物があるとの通報があり、現場に駆けつけた警察が化学薬品類やガスボンベなどを発見した。配線用のコード、電池、注射器などのほか、アラビア語で書かれた紙片などが見つかったとの報道もある。

 逮捕されたのは36歳と47歳の男で、1人はアパートの持ち主だという。警察が把握していなかった人物だとされ、捜査当局は爆弾製造の事実関係の確認のほか、動機や背後関係の解明を急いでいる。(パリ=青田秀樹)