スペイン代表の豪華選手たち

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最近、FCバルセロナが以前に比べてラ・マシアの働きを活用できていないのはその仕事ぶりが悪い事を意味するものではない。それは昨日、スペイン代表がリヒテンシュタイン代表を相手に問題なく大勝した試合で指揮官のフレン・ロペテギが起用した先発メンバーを見てもよく分かる。

昨日、ロペテギはバルサのカンテラで育った5人(ピケ、イニエスタ、ブスケツ、チアゴ・アルカンタラ、ペドロ)の選手を先発に起用した。
その内のピケ、イニエスタ、ブスケツは依然、バルサのチームの一員としてあり続けている。

そしてチアゴとペドロはそれぞれバイエルンとチェルシーに戦いの場を移したが、バルサのカンテラーノとして育成年代を過ごし、トップチームにも貢献した過去を持つ。
後半にロペテギが今夏、バルサに復帰したジェラール・デウロフェウを投入した際には実に6人ものブラウグラナのカンテラ出身者が同時にピッチに立った。
さらにベンチにはジョルディ・アルバとマルク・バルトラも控えていた。
このようにラ・マシアは素晴らしいクオリティーを持った選手を提供し続けている。

多くのラ・マシア出身者の登場とは対照的なのが、ラ・ファブリカ(※)の乏しい貢献ぶりである。昨夜の試合に出場したマドリーのカンテラ出身者は現在、チェルシーに所属するモラタと途中交代でピッチに入ったナチョのわずか2人だった。
もう1人のエル・ブランコのカンテラーノ、ルーカス・バスケスはベンチでスペインの勝利を見守った。

従ってこの結果からフロレンティーノ・ペレスのクラブが現在、素晴らしい時を享受しているのは彼らの下部組織の働きの成果ではない事、またクレのカンテラが不毛の時を過ごしているという訳ではないという事が言えるだろう。

※レアル・マドリードのカンテラの愛称