6日、在韓米軍の高高度防衛ミサイル問題が韓国企業の中国事業にダメージを与えていると報じられる中、一部企業は中国市場開拓を積極化したり、対中投資を拡大させたりしている。資料写真。

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2017年9月6日、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)問題が韓国企業の中国事業にダメージを与えていると報じられる中、一部企業は中国市場開拓を積極化したり、対中投資を拡大させたりしている。参考消息網が伝えた。

韓国・亜洲経済によると、中国では海外からの医療器具購入が持続的に拡大しており、韓国からの輸入も増え続けている。韓国の昨年の医療器具輸出総額は前年比7.7%増の29億9000万ドル(約3250億円)。うち中国向けは4億5000万ドル(約490億円)と同78.8%もの伸びを示した。ある関係者は「中国政府が医療器具の国産化を奨励しているが、現在の状況からすると海外に対する依存度はやはり高い」と話したという。

一方、対中投資を拡大させているのが韓国の紡織業界を代表するコーロンとヒョースンだ。コーロングループ傘下の自動車部品会社は中国重慶に工場を建設する計画で、その具体的な規模や投資金額などは来年初めにも確定する見通しという。同社は自動車のシート生地や人工芝生などを主に生産しており、中国の北京、山東省青島などに法人を設立。また、ヒョースンも江蘇省でエアバッグの生産体制を拡充しているところだ。THAADをめぐる中韓の冷え込みが悪化する中での対中投資拡大に、業界からは両社の卓越した技術力を指摘する声が上がっているという。(翻訳・編集/野谷)