夕暮れ時の赤く染まった空に浮かび上がる高層ビルと堂島川に架かる天神橋。

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 水都大阪を代表する水辺のまち・中之島。大川に浮かぶ中洲で、北は堂島川、南は土佐堀川に挟まれた特殊な土地だ。大阪市中央公会堂、中之島図書館などレトロな洋館が並び、東端には大阪市初の市営公園・中之島公園が整備されている。この緑あふれる都会のオアシスに、ファミリーから大人まで楽しめる新スポットが期間限定で誕生した。

 リバーサイドテラス中之島は、大阪市役所の南側に位置する期間限定のBBQ&ビアガーデン。目の前は土佐堀川で、タイミングが合えば無料ライブやコンサートを鑑賞できる。サイドメニューのテイクアウトも可能だ。

 陸から眺めるだけではもったいない。中之島周辺には、小型船から屋形船まで多くのクルーズ船が行き交う。9月7日にはレストラン船の「GRACE GARDEN(グレースガーデン)」が新たに就航した。グランピングを意識した船上で、ちょっぴり贅沢なグラマラスBBQを楽しめる(完全予約制)。

 大阪の水辺をもっと楽しむための魅力作りに取り組んでいる、「水辺のまちあそび」総合プロデューサーの松下大輔さんに聞いてみた。

――「水辺のまちあそび」とは?

 中之島公園一帯を活用したイベント事業です。3つの柱があります。1つ目は飲食事業、2つ目が土佐堀川と堂島川で開催するクルーズ事業、3つ目は芝生広場を活用したイベント事業。「水都大阪」という、もともとあった名前を再生しようということで、01年から動き始めて、ようやく河川の整備など環境が整ってきました。水都大阪の発展と成長を視野に入れ、2020年、2025年へと続くにぎわいのプロジェクトとして推進しているところです。

――中之島のおすすめの楽しみ方を教えて下さい。

 私も、このプロジェクトに関わってから中之島公園がこんなにステキな場所なんだと知りました。まず川に囲まれているので、水面を見ながら光を感じたり、水の涼しさを感じたり。気持ちの良い風に当たりながらの飲食やウオーキング、散歩、サイクリングなどを楽しめます。お子さん連れなら、芝生公園でピクニックもいいですね。中之島公園は全体で約10ヘクタールもあります。大阪市役所から剣先の芝生広場に至るまでの徒歩10分ほどの距離の中だけでも、橋があったり、バラ園があったり、図書館や中央公会堂もある。セントラルパークとまではいわないまでも、大阪市内でこれほど緑を感じられる場所はないでしょう。3月下旬から4月上旬に桜クルーズが運航されていますが、10月中旬のバラシーズンに向けて、新たにバラクルーズも企画しています。小型船とも組みながら、大阪の新しい風物詩として、育てていきたいと思っています。

 その他にもイベントやフェスティバルが目白押しだ。

■「クラフトビアピクニック」9月16日〜9月18日/芝生広場

ビール醸造家(ブリュア)たちが直々に注ぐビールを味わえる

■「リラックスデイズ」9月30日・10月1日/芝生広場ほか

芝生の良さを味わえるアクティビティーや遊びのイベント。グランピング体験、アウトドアヨガほか

■「バラクルーズ」10月14日〜11月初旬/中之島ローズ桟橋

アフタヌーンティーを味わいながら、船上から中之島公園の秋のバラを鑑賞するクルーズ

 かつて“水の都”と呼ばれた大阪を蘇らせるべく、都心を流れる川を中心としたまちあそび。秋の大阪旅行に取り入れてみてはいかが?

「水辺のまちあそび」
開催期間:〜12月25日

◆リバーサイドテラス中之島(大阪市北区中之島1-1)
営業期間:〜10月31日
営業時間:12:00〜23:00

◆GRACE GARDEN(グレースガーデン)(大阪市北区西天満2-1-18 西天満若松浜公園船着場)
営業時間:11:00〜22:00
料金:1人8千円〜(税込・飲み放題・乗船料込)
電話番号:0120-0489-14(完全予約制)