ハリケーン「イルマ」の直撃を受けて冠水したフランス領のサンマルタン島の通りの写真。RCI Guadeloupeのツイッター・アカウントより(2017年9月6日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)怪物ハリケーン「イルマ(Irma)」は6日、カリブ海(Caribbean Sea)の島国アンティグア・バーブーダに上陸し、近隣の島々を直撃、これまでに少なくとも6人が死亡した。現地は強風に見舞われ、低地では大規模な洪水被害が出ている。

 イルマの勢力は5段階で最強のカテゴリー5に到達しており、気象関係者らによると、最大風速は約82メートルに達している。

 イルマはグリニッジ標準時(GMT)6日午前6時(日本時間同日午後3時)前、アンティグア・バーブーダのバーブーダ(Barbuda)島に上陸。その後、仏領サンバルテルミー(Saint-Barthelemy)島と、フランスとオランダが領土を分かつサンマルタン(Saint Martin、オランダ名:シントマールテン、Sint Maarten)島を直撃した。

 仏海外県グアドループ(Guadeloupe)のエリック・メール(Eric Maire)知事は6日、記者団に対し、サンマルタン島のフランスの領土で少なくとも6人が死亡したと話し、「これは最終的な数ではない。ほど遠い」と今後さらに犠牲者が増える可能性を示唆した。

 フランスのアニック・ジラルダン(Annick Girardin)海外県・海外領土相は、イルマが既にカリブ海諸島に「甚大な被害」をもたらしたとし、自身も6日にグアドループ(Guadeloupe)島入りすると発表した。

 仏気象当局はイルマについて、大西洋(Atlantic Ocean)上に発生したハリケーンの中でも「前代未聞の勢力を持った歴史的ハリケーン」と表現している。
【翻訳編集】AFPBB News