衝撃の敗退も?崖っぷちに追い込まれた5つの代表チーム

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世界各地で開催されたワールドカップ予選。

アジアとオセアニアではプレーオフを残して全日程を終えたが、その他の地域は2試合を残しており、来月、運命を賭けた戦いが行われる。

今回は、大方の予想に反して“敗退の危機に瀕している”5つの代表チームをご紹介しよう。

オランダ代表

出場回数:10回
最高成績:準優勝(2010年)

英雄ヨハン・クライフの登場以来、無数のタレントと革新的な戦術によってサッカー界の発展に寄与してきたオランダ。

小国とその奔放な気風ゆえもともと波のあるチームだったが、2010年ワールドカップで準優勝して以降も安定しておらず、今予選はフランス、スウェーデンに続いてグループ3位と敗退の危機に直面している。

先日はフランスに0-4と歴史的な大敗を喫したが、“オランイェ”がW杯予選のグループステージで二桁失点を喫するのは史上初めてのことだそうだ。

残り試合:
vsベラルーシ(A)
vsスウェーデン(H)

チリ代表

出場回数:9回
最高成績:3位(1954年)

“奇人”ビエルサの哲学が浸透し、サッカー大国の仲間入りをしたチリ。

サンパオリ体制の2014年コパ・アメリカで初の南米王者に輝くと、ピッシ監督に代わった直後のコパ・アメリカ・センテナリオで連覇の偉業を成し遂げ、今夏行われたコンフェデでも準優勝という好成績を残した。

ただ今予選は大味な試合が続いており、今月はパラグアイにホームで0-3という完敗を喫すると、敗退が決まっている隣国ボリビアにも敗れて連敗。一気に敗退圏内の6位にまで転落することとなった。

残り2試合、最終節がアウェイでのブラジル戦だけにマジでやばい…。

残り試合:
vsエクアドル(H)
vsブラジル(A)

アメリカ代表

出場回数:10回
最高成績:3位(1930年)

ドナルド・トランプ大統領の喧騒に巻き込まれた感があるのがアメリカだ。

移民や外国生まれの選手を大量に登用し2014年大会で旋風を巻き起こしたユルゲン・クリンスマン前監督は、昨年、大統領選直後に行われた予選で連敗し解任に。

その後、アメリカ代表を世界で戦えるチームに育て上げた伯楽ブルース・アリーナ監督を再任させると、一時は立て直しに成功し、今夏のゴールドカップも若手主体で優勝。まさに「Make America Great Again!」(偉大なアメリカを再び!)という雰囲気になりつつあった。

しかし、ここにきて3試合勝利がなく、大陸間プレーオフ圏内の4位に転落。アリーナ監督は、「(トランプの発言で)中米の人たちがやる気になっちゃった」と嘆いている。

残り試合:
vsパナマ(H)
vsトリニダード・トバゴ(A)

ガーナ代表

出場回数:3回
最高成績:ベスト8(2010年)

レギュレーションの都合、組み合わせ次第で大国のあっと驚く敗退劇が起きるアフリカ。

今予選ではナイジェリア、アルジェリア、カメルーンが同組になるという悲劇が発生し、2試合を残してアルジェリア、カメルーンの敗退が決まってしまった。

近年アフリカの中では常に安定した成績を残しているガーナも、今予選ではエジプトと同組となり、現在、グループ3位。2006年大会の初出場から続いている連続出場は途切れてしまうのだろうか。

残り試合
vsウガンダ(A)
vsエジプト(H)

アルゼンチン代表

出場回数:16回
最高成績:優勝(1978、1986年)

宿敵ブラジルが一時の低迷を脱し首位を独走する一方、窮地に追い込まれているのがアルゼンチンだ。

7節終了時点で首位に浮上したもの、コパ・アメリカ・センテナリオ決勝での敗戦からタタ・マルティノ監督の辞任、メッシの代表引退騒動(後に撤回)で調子を崩すことに。後任のバウサ監督は結果を残せず、この夏にはサンパオリを電撃的に迎え入れるも今月の2試合は引き分けに終わった。

メッシら世界最高峰の攻撃陣を抱えながら予選でのゴール数はわずかに15(下から2番目)で、大陸間プレーオフ圏内の5位に沈んでいる。

ワールドカップでアルゼンチン&メッシが見られない…そんなことが現実に起きてしまうのだろうか。

残り試合
vsペルー(H)
vsエクアドル(A)