8月以降の日照不足と低温を受け、県や農協など農業関係団体は6日、仙台市内で県農作物異常気象対策連絡会議を開き、刈り取りを迎える水稲について、良質米生産のため適期収穫を農家に徹底してもらうことを確認した。

 会議では、天候不順で懸念された穂いもち病の発生は限定的であることが報告された。ただ出穂後の低温と日照不足で、もみの充実「登熟(とうじゅく)」が遅れており、刈り取り適期の見極めが例年より難しいと指摘された。

 日本穀物検定協会の平成28年産「食味ランキング」で、県の主力品種「ひとめぼれ」は最高の「特A」を逃した。会議では「特A奪還」に向け、ほ場ごとにもみの色を観察するなどして刈り取り適期を判断し、良食味米を生産してもらうよう呼びかけることにした。