夏を越した淡路島の日本酒を審査する大阪国税局の谷平潤一郎鑑定官=6日、洲本市山手の淡路納税協会

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 大阪国税局の専門職員らが夏を越した日本酒のでき映えをチェックする「秋季品質管理相談会」が6日、洲本市山手の淡路納税協会で開かれた。

 淡路島内の蔵元が熟成の進んだ自慢の酒を出品し、香りや味などの審査に臨んだ。

 「都美人酒造」(南あわじ市)と「千年一酒造」(淡路市)の2社でつくる「淡路酒造組合」(久田浩嗣理事長)が毎年開催している。

 秋の相談会では、今春に造られた酒が夏を過ぎて正しく熟成されているか、劣化が進んでいないかなどの点が審査のポイントとなる。今回は、純米大吟醸や純米酒など20種類が対象となった。

 大阪国税局課税第2部鑑定官室の谷平潤一郎鑑定官が審査を担当。器に注がれた日本酒の匂いをかいだり、口に含むなどして色や香り、熟成の進み具合などを入念に調べていった。

 谷平鑑定官は「高い気温が続いた夏を越して熟成が進み、全体的に味わい深くて飲み応えのあるものが多かった」と講評。「今後の管理次第で鼻につく香りになる可能性のあるものが一部あったが、全体的に非常に良好」と評価した。

 久田理事長は「良い評価を得てひと安心した。少しでも良いコンディションのものを提供し、今後の販売につなげていきたい」と話した。