県は、8月の低温・日照不足を受けて県南地域を中心に行った水稲に実が入らない「不稔(ふねん)」調査の結果を公表した。

 調査地点すべてで不稔が確認されたものの、地域によってばらつきがあることが分かった。ただ今後、天候が安定すれば収量減収は避けられるとみており、刈り取り時期の見極めなど、きめ細かな管理を呼びかけている。

 県は先月21日〜今月1日にかけて県内23地点で不稔調査を実施。その結果、不稔歩合は平均13%で、このうち下北地域が17%と最も高く、上北地域15%、三八地域13%などとなった。ただ、県は冷害だった平成15年に比べると不稔は軽いとみている。

 青森地方気象台によると、今後の気温は平年並みか高めで推移すると予想しており、県は実が生育する登熟が期待できるとしている。

 県は5日、青森市で開いた「あおもり米」活性化秋季生産技術研修会で、出席した約90人の関係者に対し、適期刈り取りや籾の状態に応じた乾燥調製など、品質管理の徹底を求めた。