マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

写真拡大

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は今年の夏の移籍市場を振り返り、FWネイマールのバルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が「全てを変えた」という見解を述べた。6日付の英紙『タイムズ』がインタビューを伝えている。

 PSGは、ネイマールとバルサとの契約に設定されていた2億2200万ユーロ(約289億円)の契約解除金を支払って同選手を獲得した。サッカー界のそれまでの移籍金の史上最高額を一気に2倍以上へと塗り替える驚きの取引だった。

 その後もバルサがボルシア・ドルトムントからFWウスマン・デンベレを獲得し、PSGがモナコからFWキリアン・ムバッペを獲得するなど、昨年までの移籍金の史上最高額を越える取引が相次ぐことになった。

「我々はクレバーだったと思う。移籍市場を一変させてしまうような何かが起こり得ると考えていたからだ」とモウリーニョ監督は、移籍市場の早い段階で動いたユナイテッドには“先見の明”があったと主張した。「通常は移籍市場の終盤ほど金額が下がるものだが、今季はネイマール以降に全てが変わってしまった」とこの夏を振り返っている。

 ネイマールの移籍成立以前に、ユナイテッドはFWロメル・ルカクを9000万ポンド(約128億円)、MFネマニャ・マティッチを4000万ポンド(約57億円)で獲得していた。「8月31日ならルカクは1億5000万ポンド(約213億円)、マティッチは6000万から7000万ポンド(約85〜99億円)になっていただろう」とモウリーニョ監督は語る。

 移籍市場最終日には、リバプールがMFフィリッペ・コウチーニョに2億ポンド(約284億円)という値をつけたことでバルサが獲得を断念したとも言われている。モウリーニョ監督は、移籍金の水準が昨年程度であれば「コウチーニョは1億100万ポンド(約143億円)で今頃バルセロナにいただろう」とも述べている。

text by 編集部