葵わかな、松坂桃李からのイタズラに「絶対笑わない!」 『わろてんか』完成披露試写会見

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 本日9月6日、東京・渋谷のNHKにて、10月2日よりスタートする連続テレビ小説『わろてんか』の第1週試写会と記者会見が行われ、葵わかな、松坂桃李、新井美羽が登壇した。

 同ドラマは、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『君の膵臓を食べたい』の脚本を手がけた吉田智子による愛と笑いの物語。明治から昭和初期の大阪を舞台に、周りに笑いをふりまく主人公・てんが、ひょんなことから夫婦で小さな寄席経営を始め、日本全国に“笑い”を広げていく模様を描く。

 主人公・藤岡てんを葵、てんの夫となる北村藤吉を松坂、てんの幼少期を新井が演じるほか、濱田岳、高橋一生、遠藤憲一、鈴木保奈美、千葉雄大、広瀬アリスらがキャストに名を連ねた。

 会見に登壇した制作統括の後藤高久氏は、「このドラマを作るにあたり一番に考えたことは“古き良き朝ドラ”をリバイバルしたいという思いでした。音楽に例えれば、昔の作品のコード進行をそのままに、新しい楽器、新しいアレンジを入れて、老若男女に楽しんでもらえるように作りました……というのを大阪の会見でも同じことを言いました。先程、松坂君から『違うことを言わないと東京の記者の方に失礼ですよ』と言われたのですが、皆さん聞いてないと思いますので、同じことを言わせていただきました」と作品内容さながらに場内を笑わせた。

 完成した第一週目を観た葵は、「台本で読んだ印象よりも、もっともっと賑やかなドラマになっているなと感じました。私は第六話で初登場となるのですが、美羽ちゃんが演じた幼少期のてんと別人ではなく、同一人物として演じることができたかなと感じました」と手応え十分な様子。松坂は、「ドタバタした笑いの中にも優しさに溢れた作品だと思いました。登場人物がみんな優しい心を持っています。観ていてほっこりする、優しい笑いが沢山溢れている作品になっています」と本作の魅力をアピール。初週放送の第6話までてんの幼少期を演じた新井は、「心がすごく温かくなって面白かったです。皆さんもいっぱい笑って、朝から元気になってほしいです」と劇中同様の満面の笑顔でコメント。

 本作のヒロインが発表された当時、“自信がない”と語っていた葵は、今の心境について聞かれると、「日々足りないことを感じるばかりなのですが、周りの方がすごく素敵な方々なので、この10カ月でどこまで追いつけるかと最近は思っています。でも、ひとりで頑張るだけではなくて、松坂さんや濱田さんが優しく手を差し伸べてくださるので、“みんなで頑張る”ことができれば」と主演としての意気込みを語った。

 また、撮影を経て、夫役を務める松坂のイメージが変わったようで、「松坂さんが意外と意地悪なんです。顔が映っていないバックショットのシーンなどで、本番中なのにちょっとした意地悪をしてきて笑わせようとしてきて。そうなると私も“絶対に笑わない!”となってました(笑)」と語ると、松坂は「今の話を受けて、負けず嫌いなんだなあと思いました(笑)。カットが終わった瞬間に『私は松坂さんからの仕掛けを観た瞬間に、絶対に笑わないと決めましたから』って顔をするんです。“わろてんか”って作品を撮っているのに(笑)。それぐらい和気あいあいとした空気が出演者全全員に流れているかなと思います」とチームワーク抜群な様子を明かした。

(取材・文=石井達也)