世の中には少々忙しくて寝なくても平気で、そればかりか休日もランニングやジムが通いなど、体力が有り余る人もいれば、無理がきかず、寝ないと話にならない、休日もだいたい家から出ない…という人もいますよね。皆さんの周りにも思い当たる方がいらっしゃるのではないでしょうか?実はそれには、生活スタイルの違いもあると思うのですが、もっと根源的な理由があるのです。

寝なくても平気な人と、寝ないと話にならない人の違い

その根源的な理由とは、持って生まれた体質です。東洋医学では、人間の体質には大きく分けて、陽と陰の二つがあると言われています。

【陽の体質の特徴】
・暑がりで汗をかきやすい
・筋肉質
・休みの日はとりあえず外出する
・エネルギーが有り余っていると思うことがある
・よく食べる
・楽天的
・不調知らず
・不眠気味

【陰の体質の特徴】
・寒がりで冷えやすい
・筋肉がつきにくい
・休みの日は家で過ごすことが多い
・エネルギー切れすることが多い
・食が細い
・心配性
・プチ不調が多い
・眠れすぎてしまう

あなたはどちらの数が多かったですか?

実は、どちらの体質がいいというわけではありません。どちらの体質もメリットやデメリットがあるのです。

エネルギーが有り余る陽の体質

陽の体質の人は、少々忙しくても余裕でこなせてしまいます。

しかし、無理がきいてしまうために、知らず知らずのうちにストレスや疲れがたまって、それらが一気に吹き出てしまう恐れもあります。日頃から自分の心身と向き合い、意識的にリラックスタイムを設けることをお勧めします。

また、パワーが有り余っているような状態ですので、アクティブに暮らし、アクティブな運動をした方がストレスがたまりません。

逆にうまくエネルギーを発散させないと、余剰なエネルギーが溜まってしまい、イライラしたりして自分自身や周りの人を攻撃してしまうこともありますので、注意が必要です。

エネルギーの消耗に弱い陰の体質

陰の体質の方は、あまり無理がきかず、十分な睡眠を必要とします。エネルギーを消耗することに弱く、ストレス耐性も弱いほうで、いつもどこかにプチ不調がある、というような体質です。

無理なダイエットやファスティング、ベジタリアンなどの食生活をしてしまうと、余計に身体が冷えるのでお勧めできません。

特に動物性の鉄分や、動物性のたんぱく質をバランスよく摂り、身体が冷えないように気をつけましょう。

更に、激しい運動をしすぎると、エネルギーを消耗してしまいますので、ほどほどに留めるか、どうしてもしなくてはならない場合は、更に食事や睡眠をしっかりとるように心がけましょう。

しかしその反面、こまめにセルフケアをしているので、大きな不調には繋がりにくいと言われています。

終わりに

いかがでしたか?ああ、そういうことだったのか・・・と腑に落ちることもあったのではないでしょうか?

一番いいのは、陰と陽のどちらにも振れることなく、中庸な感じを保てることです。

また、体質は個性です。体質を無視した暮らしよりも、与えられた体質を大切にケアしながら暮らせたら、ずっと健康でいられると思います。

更に、自分とは違う体質があることを知り、お互いに理解し合うことができたら、世の中もハッピーですね。

ではまた!


山本 華子
ヨガ&フィットネス講師
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