大阪発祥の東証一部上場企業・ドウシシャは、フライパンから扇風機、スチールラック、ステンレスボトル、ぬいぐるみ、お酒、アパレルまで幅広い品目を扱うユニークな会社です。現在は、「ニッチNo.1」を目標に掲げ、「ニッチなマーケットを攻める」「ニッチなマーケットを作る」という2つの手法で、さらなる成長を目指しています。

そのドウシシャが開催する、初の全社を通しての内覧会「2017年秋冬新商品タッチ&トライ内覧会『ドウシシャ万博』」が東京本社で行われました。こちらは「万博」と銘打つ通り、ドウシシャが仕掛けるニッチで斬新なアイテムが勢ぞろい。さっそく、大ブレイクの予感漂うアイテムをチェックしていきましょう!

 

注目家電その1

専用プレートで上下から挟み最高の焼き芋を焼き上げる

SOLUNA 焼き芋メーカー Bake Free

ドウシシャの夏の製品といえば、大ヒットを飛ばした手軽に台湾風かき氷が作れる「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」ですが、秋冬シーズンに向けて送り出すのは究極の焼き芋メーカー「SOLUNA 焼き芋メーカー Bake Free」です。9月発売予定で、実売予想価格は9590円。焼き芋はナチュラルなスイーツとして女性に人気なうえ、最近ではスーパーに置かれた機械で作られている焼き芋もよく売れています。こうしたトレンドをドウシシャがキャッチして商品化しました。

↑専用プレートにはさつまいもやとうもろこしがすっぽり入ります

 

面白いのは、プレートがさつまいもがスッポリ入る形になっていること。ここにさつまいもを入れて、上下から挟み込んで40分待つと出来上がり。40分という時間は長いようにも思えますが、低温でじっくり焼くことで芯まで熱が伝わり甘みが増すのです。実際に試食させていただいたところ、石焼き芋を思わせる、ホクホクでしかも甘〜い味に仕上がっていました。なお、さつまいもと同様の形状のとうもろこしも焼けます(こちらは20分程度で完成)。本機があれば、家族でおしゃべりしながら、あるいはひとりで本でも読みながら、ホクホクの焼き芋が出来上がる40分間を待つのが楽しみになりますね。

↑温度を調節するダイヤル。焼き芋の温度はイラストで示しています

 

担当者の武田 淳さんに美味しさの秘密を聞くと、「上と下から包み込むように、低温でじっくり焼くこと。焼き芋はオーブンや電子レンジでもできますが、これだと水分とともに甘みも飛んでしまいます。本機ではじっくり中まで火を通すことで、蜜が出てくるくらい柔らかく焼き上げることができます。プレートは着脱式なので、平面プレートに替えれば、アップルパイやホットサンド、お肉も野菜も焼くことができます。焼きトマトなどもオススメですよ」とのこと。

 

ダッチオーブンを模したというかわいらしいデザインもあいまって、本機に女性の支持が集中する可能性も。2017年のヒット家電となるポテンシャルを秘めた製品です。

↑フラットなプレートも付属

 

注目家電その2

サーキュレーターとLEDシーリングライトが一体化

DCC-08CM

ドウシシャにかかれば、LEDシーリングライトも驚きのスタイルに変身します。2018年2月に発売が予定されているDCC-08CMは、なんとLEDシーリングライトとサーキュレーターが合体した業界初の商品。外側がLEDシーリングライト、内側がサーキュレーターになっていて、場所を取らずに両者の機能が活用できます。

 

担当者の指田千陽(さしだ・ちはる)さんによると、「エアコンだけだと極端に部屋の一部が寒くなるなど、室内の温度ムラができることがあるので、サーキュレーターを一年中つけっぱなしにするという方も多いんです。でも、サーキュレーターは置き場所に困りますよね。また、通常のシーリングファンは厚みが40cmほどあるものが多く、天井が低いマンションでは、羽根が頭に当たるんじゃないか、という圧迫感がありました。こうした不満や不安を、ライトと一体化することで解消したのが本機です。また、最近は室内でネコを飼う人も増えていますが、これならネコちゃんもイタズラしにくいのでは」とのこと。

 

シーリングライトの消費電力は38W、明るさは3800lmでリモコンで調光も可能です。またサーキュレーターは風速切り替えが16段階で、正逆の回転が選べ、夏には正回転でファンの風を部屋に届け、冬には逆回転で下の空気を吸って循環させることでエアコンの効率を上げることもできます。扇風機メーカーでもあるドウシシャだからこその画期的な商品ですね。

↑クールな色(左)から温かみのある色(右)などに調光できます

 

なお、DCC-08CMの隣には、10月発売の「停電検知機能付きLEDシーリングライト」も展示されていました。こちらは、地震の被災者からの「地震後の暗闇が怖かった」という声をもとに開発されたシーリングライト。停電を検知すると、乾電池を使った停電用ライトがパッと点き、暗闇を照らしてくれます。地震で物が散乱してしまっても、灯りが点いて足元が見えるのが安心。シーリングライトの明るさは3400lm、停電用ライトの明るさは約230lm(小型電球25W相当)です。ちょっとした工夫ですが、いざというときに心強いですね。

↑停電検知機能付きLEDシーリングライト

 

注目家電その3

上部給水で水が入れやすく手入れがカンタン

加湿器「超音波式」「ハイブリッド式」

↑左から最大加湿量300ml/hの「超音波式」(6480円※木目調デザインは7480円)、最大加湿量270ml/hの「超音波式」(6480円)、最大加湿量550ml/hの「ハイブリッド式」(1万880円)

 

ドウシシャは、2008年から加湿器市場に参入。今年のトレンドは「上部給水」と「手入れのしやすさ」にあると分析し、9月発売の3モデルはいずれもその要素が採り入れられています。

 

「上部給水」に関しては、3モデルとも上部がガバっと開いて、ペットボトルやヤカンなどで一気に水を入れられて便利。タンクに水を汲んで運ぶ必要もありません。また、「手入れ」に関しては、すべてのパーツが取り外すことができ、水で洗える清潔設計になっています。冬場は毎日使うものなので、ストレスなく使用できるのは大きなメリットですね。

↑「ハイブリッド式」は上部全体が開きます

 

注目家電その4

人が近づくと作動する小型の速暖ヒーター

人感センサー付き壁掛けセラミックヒーター(CHS-122J/SHC-122J)

実は年間の交通事故の死亡者数よりも多いのが、急激な温度差によって発生する冬場のヒートショックでの死亡者数。そのヒートショック対策ともなる新製品が、9月発売の「人感センサー付き壁掛けセラミックヒーター」です。価格は1万880円。お風呂上がりの寒暖差をなくすため、脱衣所など狭い場所でも使えるように開発されています。人の動きをセンサーが感知し、速暖性の高いPTCヒーターによってすぐ暖まるのが特徴。タテ置きとヨコ置きの双方で設置できるほか、壁掛け部品も付属し、タテ・ヨコ・壁掛けの3WAYに対応。温風は消費電力800W/1200Wの2段階で設定でき、夏に便利な送風運転も可能です。

 

 

注目家電その5

こぶしで打つような感触が味わえる

MOMiLUX B 首肩シートマッサージャー DMS-1701

ドウシシャが展開するマッサージャーブランド「MOMiLUX」の9月発売の新モデルが「首肩シートマッサージャー MOMiLUX B」。実売予想価格は3万5510円です。シート型の本体に10個のもみ玉と3つのモーターを内蔵し、これ1台で首・肩・背中・腰までカバー。

↑リモコンではもみ部分の選択や首肩のもみ位置の調整などが可能

 

もみのほかにたたき機能「BEAT MASSAGE(ビートマッサージ)」を新たに搭載し、まるで和太鼓の振動のようなドコドコと響くたたきを再現。さらに、たたきながら背中を上下移動するので、広い範囲をほぐせます。展示品で実際に試したところ、しなやかながらパワフルなマッサージで大満足。BEAT MASSAGEも体の中から振動が伝わってきて、こりが砕けるような感覚でした。皮脂汚れがつきやすい部分を取り外して洗えるのもうれしい工夫です。

↑皮脂が付きやすい頭部のマットや首部分の布を外して洗えるのがうれしい点

 

「ドウシシャ万博」には、焼き芋メーカーやサーキュレーター一体型シーリングライトなど、ヒットのニオイが香るユニークな家電が目白押しでした。みなさんも、「ニッチの道」を突き進むドウシシャの製品に、ぜひ注目してみてください。

↑「ドウシシャ万博」では食品やアパレルなどの家電以外の製品も展示。こちらは道の駅のグルメNo.1「道-1グランプリ」に輝いた「ゆず塩ら〜めん」(右)と、これをリスペクトした「ゆず塩ら〜めん風味せんべい」(左)

 

↑さすがはニッチNo.1企業。パーティ用コスプレグッズも展示していました