橋本健氏

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 神戸市議を辞職した橋本健氏(37)に政務活動費の架空請求疑惑が持ち上がっていることについて内部調査を行っていた神戸市会の自民党会派は6日、調査結果を報告した。神戸市会の第1委員会室で会見を行った自民党会派の安達和彦団長(63)は、橋本氏が疑惑を「全て認めます」と話していると説明し、この日午後、橋本氏が神戸地検に出頭したことを明かした。

 安達団長によると、

橋本氏の代理人弁護士から午後2時40分に出頭したとの連絡があったという。安達団長は「全て認めておりますので、議員団をも欺く結果になっているので私ども議員団と致しましても橋本元議員を告発する準備がございます」とした。

 また、自民党会派とは別に橋本氏から聞き取り調査を行った神戸市会の北川道夫議長も会見に同席し、「神戸市会として、早急に橋本元市議を詐欺罪で告発するということになりました」と説明した。

 橋本氏は不正に得た政活費を「事務所費用やその他政治活動のための諸費用」に充てたといい、今月中に、最初に架空請求疑惑が指摘された約715万円を全額返金する意向という。

 橋本氏は、疑惑を報じられた8月23日に会見し、政務活動費の架空請求疑惑を否定。一方で橋本氏がデザインを発注したとする印刷業者は「実際には印刷の仕事をしないのに請求書と領収書だけ発行してほしいと頼まれて渡したことがありました」と書面を通じて主張していた。

 橋本氏は、疑惑に関して説明することなく「一身上の都合」として、8月29日に辞職願を郵送で提出。同日、議長から辞職が許可されていた。