バルサ 忙しかった夏を総括

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移籍マーケットが閉じられ、リーグ戦がすでに始まっている。そして、今がFCバルセロナの今夏の総括をするタイミングだろう。全てにおいて忙しい夏となったが、バルサは良いニュースよりもがっかりするニュースの方が多かったように思われる。下記、その概要である。

10:レオ・メッシ
メッシの存在がFCバルセロナにおいて全てと言って過言ではない。ジョゼップ・マリア・バルトメウはメッシの契約更新を明らかにしており、バルサファンは一旦落ち着くことができるだろう。メッシはまだバルサで活躍したいと考えている。そして、メッシがいる限り、希望はある。

9:ウスマン・デンベレ
その価値に見合う選手であるのは間違いない。バルサ史上最高額となったが、その若さとタレントは同選手を本物のスターに押し上げるだろう。ネイマールの代役をバルサは獲得し、間違いなく明るい将来が待っているだろう。

8:新監督エルネスト・バルベルデ
監督エルネスト・バルベルデはスーペルコパではレアル・マドリードに苦渋を舐めさせられたが、その後はリーグ戦で好調なスタートを切っている。チームでもプレスカンファレンスでもそのキャラクターを見せられている。もちろん期待されていた結果とはいえ、リーグ戦開幕2連勝を飾ったのは大きな自信となったはずだ。

7:ジェラール・デウロフェウ
移籍マーケットがこのような状況のなかでデウロフェウを1,300万ユーロ(約17億円)で買い戻せたのはバーゲンである。デウロフェウは1対1に優れ、生え抜きの選手というボーナスもある。スターティングメンバーになるのは大変だが、間違いなくチームに貢献してくれるだろう。

6:カタールから楽天
多くのサポーターがカタールとの契約に難色を示したなかでスポンサーの変更が行われた。楽天が新たなスポンサーとなり、ファンにも好感触のようである。

5:会長バルトメウとその他の役員
制度的な部分でバルサは順調とは言えない。役員達もネイマールの一件においていい仕事をしているとは言えないのに加え、例えばエメリが語ったようにバルサがヴェッラッティ獲得に動いていなかったという件など、他の問題でも同じである。また、パウリーニョ獲得やその他の契約失敗など多くの問題を抱えており、状況は緊張感を徐々に増している。早まることも遅まることもなくバルトメウと役員達の信用は失われつつある。

4:ロベルト・フェルナンデス
バルサのテクニカル・セクレタリオであるロベルト・フェルナンデスはデンベレのプレゼンテーションの際に「あと1〜2選手を獲得する」と語ったものの、最終的に誰も獲得することはなかった。

3:移籍の計画と交渉
イニゴ・マルティネスとセリ獲得に関して、バルサは最終局面で手を引いている。そして、バルサの獲得する選手と放出する選手の計画が明確でないことを露呈しているようになってしまった。そして、リバプールの恒常的な拒否の姿勢もあったが、バルサの最優先であったコウチーニョ獲得失敗はフラストレーションが溜まるものであった。プランBはなかったのか?バルサはリバプールがハッタリを言っていると思っていたのか?

2:レアル・マドリードとのスーペルコパ
スーペルコパはマイナーなタイトルではある。しかし、ピケが言ったようにレアル・マドリードとの2試合は大きな不安を残す形となってしまった。マドリーに翻弄され、相手の優れた部分の見せ場になってしまった。

1:バルサ副会長ジョルディ・マストレの200%発言
バルサの副会長ジョルディ・マストレは「ネイマールはバルサに200%残る」と高らかに語った。その断言ゆえにマストレは信用を失っている。そして、彼だけではなく、クラブ自体も自分達の身の回りで起きていることも把握できていないというイメージを植え付けてしまっている。

0:放出選手
センターバックが人員過多ではないにもかかわらず、マルロンはニースにローン移籍、アルダ・トゥランはミッドフィルダーが人員過多であるにもかかわらず放出されずじまい。そして、ムニルは複数のクラブから1,500万ユーロ(約19億円)のオファーが届いたにもかかわらず、再びローン移籍となっている。バルサの選手放出は長期にわたり問題になっている。その一方でレアル・マドリードは選手をうまく売却している。