お盆終わりのLAで本気のお遊びカートに酔いしれる

 世間ではお盆休みが終わりかけの頃、私は少し遅めの夏休み……ではなく、お仕事でアメリカ・ロサンゼルスへ。と言っても、どう見ても私の姿を目撃した人は、仕事だとは思わないかも。

 そしてこの時期、アメリカ西海岸では「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」などが行われて大賑わい。しかし、LAからは約600辧さすがに一人の移動は厳しいと思い、今回は断念。フェラーリ70周年記念などが行われ、楽しそうだったのですが……。今回、LAでのミッションは、LAで開催される「レッドブル ソープボックスカーレース」観戦という、限りなく楽しいお仕事。

 しかも会場は、私が愛する元広島カープのエース、前田健太選手やダルビッシュ有選手が現在活躍するメジャーリーグ、ドジャースのホーム球場、ドジャー・スタジアム。となればテンションも上がりまくりです。

 ちなみに「ソープボックスカートレース」(日本ではボックスカート)とは、1950年代にアメリカの子供たちが石鹸箱に車輪を付けて坂道を転がしたことが始まりで、動力を持たない手作りのクルマのこと。レッドブルは2000年より世界各地で開催しています。

 レース前日にLAに入りましたが、せっかくなのでLAを半日プチ観光。真っ先に足を運んだのは、日本にいるLA通から「ハンバーガーを食べるならここ」という情報を聞きつけ、まずは「INOUT」で腹ごしらえ。まあ、味は思ったより普通(笑)。しかし、お値段はリーズナブルなので、行列の理由が分かります。

 そしてハリウッドのチャイニーズシアターでマイケルジャクソンの足型にご挨拶。そしてお約束の「HOLLYWOOD」サインをバックに記念撮影。本当は映画「ラ・ラ・ランド」の舞台、グリフィス天文台にも行きたかったのですが、時差ボケのため断念。メルローズストリートを軽くお散歩してホテルへ。ドジャースの試合も見たかったのですが、ドジャースは残念ながら遠征中だったようです。

 そして今回のメインイベント。翌日の「レッドブル ボックスカートレース2017」。会場はドジャー・スタジアム……というか、正確にはドジャー・スタジアムがあるエリシアンパーク内にある道を封鎖して、コースを作ります。コースの全長は2000フィート。周囲は”藁”のバリアー。

 カートの大きさは全長4m、全幅1.5m、全高2m以内かつ重量は80坩米癲デザインは自由。大人4名で、デザイン、チームのパフォーマンス、そしてタイムという3つの項目の総合点で順位が決まります。

 早朝にそのコースの中の一部を体験走行の予定でしたが、私の前の某編集部の方々がクラッシュ。コースは体験できずじまいでした。

 スタート地点の裏側には、クルマのレースでいうパドック。全61チーム。まだこの時点では準備中のチームもありましたが、準備着々といった様子。なかには、間に合うの? というチームもありますが、それは始まってからのお楽しみ。

 そうそう! LA在住の日本人チームも出場していて、46番のチームは浴衣とお城のカートで、まさに和のテイストたっぷり。こちらは白鷺城といわれる姫路城とのこと。桜の木までオブジェでつけていて芸が細かい……。しかし、これで走ったら壊れるのでは? と思いましたが、どういうことになるやら。唯一の日本人チームなので頑張ってほしいですね。

 そのほかにも現地に住む世界各国の方が参加し、母国をイメージするもので作る「ソープカー」も多いのも特徴です。

 アメリカらしく、アメリカ国歌斉唱やパラシュートパフォーマンスなどで盛り上がり、レースはスタート。

 レースのスタートからしばらくは、スタート地点にかぶりつきで観戦していました。パフォーマンス、ジャッジを生で見て、スタートしたらその後ゴールまではモニター観戦。会場のレイアウト上、すべてを生で見ることができないのが玉にキズ。

 パフォーマンスはプロ並みのダンスを踊るようなレベルの高いチームもあれば、素人レベルで足並みがそろわないチームも。5人の審査員がいて、1人の持ち点は10点。審査員も個性的な配点をするので、その人の趣味趣向が表れます。

 個人的にはレースクイーンコスプレのおカマが、プロ級ダンスパフォーマンスしたNo.16の「Frutas Y Furioso」の赤いヒールのソープカートのチームがお気に入り。

 日本チームのNo.46「MOBILE CASTLE」チームは、坂本九さんの「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」でのパフォーマンス。スタート後は、脱ぎ捨てるようにお城の上部分を次々に取り外しながらの走行で健闘。

 No.4のスターウォーズの白い兵隊「ストームトルーバ」のキャラはかなりの完成度の高さ。

 そして日本でも10月22日(日)東京・赤坂サカスにて「Red Bull Box Cart Race Tokyo 2017」が行われます。選考はすでに行われていますので、出場希望の方は来年! まずは現地で見てみて! 面白いですよ!